自然・つながりプログラム

2020年11月自然・つながりプログラム: きこりレポート

日付:2020年11月14日(土)
場所:高尾
参加者:キャンパー12名、引率職員5名、LIT2名、みらいの森スタッフ7名
ご協賛企業日本オラクル株式会社さま

プログラム

11月の自然つながりプログラムは高尾の森での活動でした。小規模で開催した今回のプログラムは、「Team Water」「Team Animals」の2チームに分かれ、まずはおなじみのヘッドカウントを考えました。キャンパー12人中、リピーターが10人ということもあり、それぞれ意見を出し合いながら、職員さんとスタッフと一緒にチームを作り上げていました。長年のパートナーである「森と踊る」のきこりチームから、今日の作業が健康な森づくりにどう関わってくるのかをお話しいただき、早速作業に入りました。

キャンパーたちは新しく作られた道や斜面に溝を掘って枯葉を入れ、「土を作る」作業を行いながら、秋の森を存分に楽しみました。平らな道の作業を終えた午後は、斜面を登りながらの作業となり、どんどん上を目指す子、下の方でもくもくと作業をこなす子、途中で動物の巣らしきものを見つけ、中の様子をひたすら観察する子など、それぞれの方法で森の時間を楽しみました。

リーダー実習プログラムに参加しているLITたちには、いつものようにアクティビティーのサポートから、道具や昼食のお弁当、おやつの管理をしてもらいました。特にお弁当の管理では、配布から片付けまで、アナウンスも含めほぼ指示なしでこなし、自分たちでやるべきことにも気付いて自ら行動していく場面も多くありました。土作りの作業にももちろん参加し、キャンパーたちと森での活動を楽しみました。振り返りでは「シャベルを持って、土を掘りながら森を登っていくのは初めてで楽しかった」「健康な森のお手伝いができて嬉しかった」という声が聞こえ、キャンパーたちは、泥やどんぐり、落ち葉にまみれながら、森の仕組みを知る貴重な体験となりました。

難しい状況の中、リスクをご理解いただきご協力いただきました森と踊るのみなさま、また継続的にご支援・ご協賛いただいております日本オラクル株式会社のみなさまに、改めまして感謝申し上げます。