リーダー実習プログラム

2022年度高校生向け企業訪問プログラム:マースク&APMターミナルズ

日付: 2022年8月30日
場所: 神奈川県   参加者:高校生3名、卒業生2名

プログラム:

   夏休みの平日を使った企業訪問シリーズの最終回として、国際総合物流の大手マースクのご協力を得て、横浜のAPMターミナルズジャパンを訪問してきました。今回は特別に、物流業界を見てみたいと希望のあったプログラム卒業生で現在大学3年生の2名も参加しました。港のすぐ脇にある建物のオフィスで、まずは物流という業界のことを学び、どのようにして物が世界中を動き回り、どのような会社と人たちが関わっているかを、とても分かりやすく説明していただきました。国の税関や各国の法律の違い、コンテナの共通基準など、私たちが見えないところでとても大きな仕組みが動き、大勢の人たちがそこで働いていることを学びました。

   目の前の港が一望できるデッキにも案内していただき、トラックがひっきりなしに行き来しているところや、大きなクレーンがコンテナを船に積み下ろししている様子がとても良く観察でき、規模の大きさに参加者も驚いていました。また、コンテナの中の荷物を積み下ろししている倉庫にも案内していただき、どのような荷物があり、どのようにコンテナの中に入れられるかなど、実際にフォークリフトを動かしているところも見せていただきました。

   従業員の方々と交流する機会も様々な場所で作っていただき、展望デッキや倉庫を案内していただいている間も参加者それぞれが自由に違う人とお話ししたり質問をしていました。また、ランチの後にはグループに分かれて、さらに詳しい仕事の内容や失敗例、それぞれのキャリアパスなどのお話をしていただきました。参加者からも自分の興味のある分野に絡んだ質問もたくさん出てきていました。

   今回の訪問では私たちの生活を支えている仕組みの裏側を少し学ぶことができました。また、参加した高校生と大学生は多くの大人と交流し、様々なお話を聞くことができ、これからの進路や就職を決めていく上でとても参考になる知識を得られたのではないかと思います。マースクとAPMターミナルズジャパンの皆様、お忙しい中大勢の方にお時間をいただき、とても貴重な体験の場をご提供くださり、誠にありがとうございました。