卒業生プログラム

2023年2月&3月卒業生プログラムレポート

2月と3月には、通常のチェックインに加え、卒業生のスノープログラムへのキッチンボランティアとしての参加や、LIT終了式・企業訪問への参加など、キャンパーや現役LIT生と交流する機会が多くありました。

2月には、世界青年の船の視察先として世界12カ国から集まった17名の参加者を受入れました。英語のプレゼンを行う機会が欲しいとリクエストをくれた卒業生が、参加者の前で、彼の経験談やみらいの森での思い出を英語で語ってくれました。

「印象に残ったことは、今回の企画がとても国際色が豊かであったことです。プレゼンについては、準備不足が悔しかったので、次回はもっと練習したいと思います。ただ、以前よりも『何を伝えたいか』を明確に考えられるようになったことに対しては、少し自信がつきました」

また、小中学生がキャンパーとして参加し、リーダー実習生がサポート役として大活躍してくれたスノープログラムにも、計2名の卒業生が、キッチンボランティアとして参加してくれました。顔馴染みのスタッフや、初めましてのスタッフと一緒に、キャンプを作り上げるお手伝いをしてもらいながら、近況報告や今後の相談などを気軽にしてもらえる機会となりました。また、キャンパーの中にも卒業生をLIT時代から覚えている子たちもいて、退所してからもつながっていられる場所ということを、より多くの子どもたちに知ってもらうことができました。

3月のLIT終了式には、卒業生がキャンプスタッフや職員さんに混ざって参加してくれました。様々な交流の場を、より多くの卒業生に気軽に活用してもらえるよう、継続的に開催していきます。

「今回初めてLITというコミニティーを外から見ることができたことで、自分たちの代との違いを如実に感じました。今回のチームは、とても仲が良いことに驚き、所属するメンバーによって、チームの色が全く違うことに気付きました。

また、どうしてそんなに仲がいいのかという質問の回答に、干渉しないこと、相手の強み弱みを把握すること、仲間を信頼することという点が上がっており、チームで活動する上でとても大切な要素だったと、自分のLIT時代の取り組みを反省することができました。今回の発表を見て、本当に沢山の気づきを得ることができました。」