リーダー実習プログラム

2022年度 高校生向け企業訪問プログラム:オラクル

日付: 2023年3月30日
場所: 東京都
参加者: LIT4名、卒業生1名

プログラム:

  春休みの平日を使った企業訪問プログラムの第二弾では、数年前からみらいの森をご支援いただいているオラクルを、LIT生と卒業生メンバーで訪問してきました。コロナ禍でもオンライン形式で訪問プログラムを実施したことがありましたが、今回は念願の実際のオフィスにお邪魔してのプログラムでした。まずは神宮球場や国立競技場が一望できるオフィスの一角で、業界や会社についての説明をしていただき、ビジネス間での取引を行っている業界の事や、日本では珍しい上場している外資系企業だということを学びました。次に、営業の仕事について詳しく説明していただき、業務内容や仕事の流れ、プロジェクトの期間、チーム体制など、今までのイメージとは少し違った、様々な形の営業という仕事があることを学びました。

  活気あふれる、きれいな社員食堂でランチをいただいた後、人生経験がとても豊かな従業員の2人がどのような質問にも答えてくれる、ヒューマンライブラリーのセッションを行いました。プライベートなことから、社会の仕組み、面接でのコツやヒントなど、様々なトピックの質問がたくさん出てきました。また、日常での生活で大事にすべきことや進路を決めていく上での考え方などのアドバイスもいただき、これからの生活でとてもためになる、参加者の心に残るお話をたくさんしていただきました。

  最後に、建物の最上階にあるお茶室を訪問し、実際にお茶をたてていただきました。お茶会はほぼ全員が初めてで、作法や考え方を詳しく教えていただき、すべての動きに意味があることを学びました。参加者からの質問にもとても丁寧に答えてくださり、また一つ新しい世界を学ぶことができました。

  訪問後の振り返りでは、業種や働き方関して新しく学んだことや、ここで教わった考え方や物事のとらえ方をどのように自分たちの生活で使えるか考えてもらいました。自分たちが今抱えている課題の中にも当てはまることがいくつかあったようです。オラクルのみなさま、素晴らしい学びの機会をご提供いただき、ありがとうございました。

「営業とは電話や訪問だけのイメージだったけれども、売る側も買う側も損しないようにという考え方や、個人ではなくチームで活動していることを知りました」

「物事に絶対はなくて、自分の見方次第だということを教わりました。相手の立場に立って考え、相手にわかりやすい言い方で、人とお話しする方法を学んでいきたいです」

「人間は失敗する生き物で、大人でも失敗するが、失敗を恐れてチャレンジしないのはもったいないという言葉が響きました。自分はチャレンジすることが苦手で、就活でも断られるのが怖くて、エントリーシートをださないこともありましたが、これからは恐れずにチャレンジしていきたいです」