自然・つながりプログラム

2024年6月自然つながりプログラム:クラフトレポート with モルガン・スタンレー

日付: 2024年6月15日(土)
場所: 東京都御岳
参加者: キャンパー18名、引率職員6名、LIT6名、みらいの森スタッフ7名、スポンサーさん6名
ご協賛企業: Morgan Stanleyさま

雨の日が多くなってきた6月には、みらいの森では週末プログラムとして、梅雨の時期にふさわしいクラフトデーを開催しました!キャンパー、LIT、みらいの森スタッフ、そしてスポンサーのモルガン・スタンレーのボランティアさんたちが御岳に集まりました。

この日はオリエンテーションから始まり、参加者全員が6つのチームに分かれました。各チームは、4つの児童養護施設で暮らすキャンパーと、さまざまなバックグラウンドを持つ大人がロールモデルとしてチームに加わりました。「ハサミ」、「グリーンクラフト」、「グルーガン」など、クラフトに関するチーム名が付けられ、まずはクラフトについてのクイズからスタートしました。

クイズのあとはネイチャーアートの時間!自然にあるものだけでアートを表現したスコットランドの彫刻家、アンディさんにインスパイアされ、多摩川沿いの石や枝、葉っぱなどを使ってどんな作品を作るか、各チームでアイデアを出し合いました。落ちているびわの実をミニマシュマロに見立てたキャンプファイヤー、ミニチュアハウス、さらにはドラえもんのイラストなど、お互いのユニークなアート作品にみんな感心していました。ビッグキャンパーチームは、大きさの違う石を使って素適な日本地図を作っていました。

ランチは外で楽しみ、日陰を探す人もいれば、日向ぼっこをする人もいました。他のチームのメンバーとも話して、お互いの交流を深める良い機会となりました。

午後のセッションは屋内で行われ、それぞれが内に秘めたアートの才能を開花させる時間となりました!キャンパー経験のあるLITは、サマーキャンプでおなじみの「ゴッズアイ」の作り方を初めてのキャンパーやスタッフに教えていました。意外と作るのは難しかったようですが、あきらめることなく味のある世界に1つの作品を仕上げるとができました。また、きこりプログラムでもらった小さな木の輪切りを材料に、接着、穴あけ、切断などの作業をしながら、ペンダントや3D彫刻を作りました。一日を通して、キャンパーたちは責任感をもって、材料や道具を安全に丁寧に扱い、次に使う人のことを考えて行動することができました。

最後には1日の振り返りを行いました。午前中のチームワークで良かったことや、午後にキャンパー個人がチャレンジしたことについて、それぞれのチームで振り返りました。自然の素材を使って新たなものを作り出せることや、みんなが違う感性を持っていることに気づけた時間でした。

このプログラムのスポンサーとなっていただいたモルガン・スタンレーさま、そして一緒に活動をサポートいただいたボランティアのみなさま、ありがとうございました。

ゴッズアイを作るのは初めてだったけど、たくさん作ることができた。今日は来れなかった妹の分も作りました。」by キャンパー

「ネイチャー・アートで作ったドラえもんが気に入りました!赤っぽい石を鼻に、葉っぱをひげに、白い石を目に使うナイスアイディアが良かった!」by キャンパー

「施設に入所したばかりの子を参加させてもらい、初めて会う人たちとうまく交流できるか不安もありましたが、1日楽しく過ごせている様子を見れて嬉しかったです。大人に甘えるのが苦手な子も、おんぶしてもらったり、たくさん話を聞いてもらったりと、良い経験になったと思います。」by ビッグキャンパー

「最初は、工作の面白いアイデアが思いつかなかったです。ただ、いろいろな色や形を使って遊んでみることにしたら、終わりには自分用の素敵な作品と、他の人にプレゼントする作品ができました。」by LIT

「週末プログラムへの参加は初めてでしたが、一日中自然の中で過ごすことができて、とてもリフレッシュできました。キャンパーとお話をしながら、カラフルな紐でミサンガのブレスレットをとっても久しぶりに作りました!」by スポンサーさん