日付: 2024年3月16日~17日
場所: 東京都　ワークショップご支援：Oracle

　　今月のプログラムは今年度の最後のプログラムとなる、LIT終了式でした。今回は、今年度も様々な形でご支援いただいているオラクルのみなさまに、スピーチのワークショップを開催していただきました。土曜日の朝にオラクルのオフィスに集まり、自己紹介とアイスブレークをした後、講義形式で良いスピーチの構成や流れ、言葉選びや話し方について学びました。そして、従業員ボランティアの方々がLITとペアになり、1対1でスピーチの内容を作り上げるお手伝いをしていただきました。大きな模造紙と付箋を使い、今年度のプログラムの振り返りを書き出し、うまくいったことや反省点、印象に残っていることや学んだとこなどで模造紙を埋めていきました。

　　次に、そこで出てきた内容をまとめてストーリーにしていき、スピーチを構成していく作業を行いました。お昼休憩の後は、出来上がったスピーチの練習も行い、ペアになった従業員の方からフィードバックをもらいながら、少しずつ自分のスピーチを完成させ、最後にはグループ内で発表して、他のメンバーからもフィードバックをもらいました。今回のワークショップでは、実際に社会で活躍している大人と1対1で時間を過ごし、1年間の学びを掘り下げる質問をたくさんしていただきながらスピーチにまとめていくことができ、とても貴重な体験となりました。オラクルのみなさま、このような素晴らしい学びの場をご提供いただき、誠にありがとうございました。

　　日曜日の午前中はそれぞれの希望にそって各自のスピーチの練習と、同時に行われるLITプロジェクトの報告会の準備をしてもらいました。みらいの森のボランティアスタッフにも早めに来てもらい、LITたちの練習の相手をしてもらいました。自分からお願いして何度もスピーチの練習に付き合ってもらったり、違うスタッフからフィードバックをもらったりと、この時間をとても有効に使えていたようです。

　　午後から始まった終了式には20人ほどのゲストが集まってくださり、LITたちは緊張した様子ではありましたが、しっかりとプロジェクトの報告と自分のスピーチを行うことができていました。スピーチの後はLIT生がデザインしたエコバッグのプレゼントとアルバムをもらい、ゲストの方たちとの交流を楽しみ、終了式と今年度のLITプログラムを無事、終えることができました。1年という、長いようで短かったこの時間でLITたちには様々な体験をしてもらい、個人としてもチームとしても成長してもらえたのではないかと思います。