自然・つながりプログラム

2025年4月自然つながりプログラム:イースターゲームデーレポート with エイブリー・デニソン

日付:2025年4月20日
場所:東京都沢井
参加者:キャンパー4名、リーダー実習生3名、引率職員2名、みらいの森スタッフ9名、スポンサーさん3名
ご協賛企業:エイブリー・デニソン

今年の自然つながりプログラムのイースターゲームデーは、ちょうどイースターの日曜日当日に開催されました。参加したキャンパーの中には、リピーターの子どもたちに加え、みらいの森に初めて参加する小学1年生の子もいました。また、エイブリー・デニソンさんからは、活動的で笑顔あふれる3名のボランティアさんにご参加いただき、すべてのアクティビティに積極的に関わっていただきました。

午前中には、キャンパーたちが「ブルーベリーイースター」「イエローエッグハント」「ピンクバニー」といった楽しいチーム名で分かれ、イースターや春をテーマにしたクイズから1日がスタートしました。クイズを通じて、花や葉が何もないところから芽吹くように、自然や人には常に成長のチャンスがあるということを学びました。この「新たな始まり」というテーマに合わせて、心温まる目標シェアの時間も設けました。今回は参加者が少なかったため、全員が輪になって発表することができ、それぞれの目標を共有する特別な時間となりました。発表された目標は多様で、「新しいダンスジャンルに挑戦したい」「サッカー部で頼れる先輩になりたい」「いじめられている子を助けたい」「健康にもっと気を使いたい」「怖いことにもチャレンジしたい」など、前向きで力強いものでした。

その後、最初のゲーム「スニーク・ピーク」に取り組みました。このゲームは、記憶力、コミュニケーション、チームワークが試されます。各ラウンドごとに作戦を調整しながら、チーム全体で協力して取り組みました。お昼は多摩川のそばでお弁当を楽しみ、春の涼しい風が気持ちよく吹く中、食後には日差しの中でおしゃべりをしたり、石積みをしたり、水切りをしてのんびりと過ごしました。

午後はたくさん体を動かすアクティビティを行い、リーダー実習生(LIT)によるウォームアップ運動からスタート。サメ鬼ごっこやキャプチャー・ザ・バニーといった走り回るゲームで盛り上がりました。参加人数はいつもより少なかったものの、どちらのゲームも活気があり、作戦を話し合いながら積極的に声を出し、挑戦するキャンパーの姿がたくさん見られました。

最後には恒例の振り返りの時間。「キス・ユア・ヘッド」という伝統の中で、その日のバリュー「勇気(Courage)」を示したキャンパーのエピソードがキャンプスタッフから紹介されました。コメントをもらったキャンパーは、自分で自分の頭を優しくポンと叩き(=Kiss Your Head)、自分を認める大切さや自信につながる象徴的なジェスチャーを行いました。また、その日のスポンサーであるエイブリー・デニソンさんが特別にデザインしてくださったオリジナルスタンプを、自分のリフレクションジャーナルに押して1日を締めくくりました。

新年度の良いスタートを切ったこの日をきっかけに、みらいの森ではこれからも楽しく安全な学びの場を提供し続けていきたいと思います。エイブリー・デニソンのみなさま、この特別なプログラムを温かくサポートしてくださり、本当にありがとうございました!

「去年、脚をけがしてしまい、今日のランニングゲームで体力が落ちていることを実感しました。今年は体力を取り戻して、また楽しく体を動かせるようになりたいです。」by キャンパー、中学校1年生

「こんなに少人数でキャプチャー・ザ・フラッグをやるのは初めてでした。最初はあまり楽しめないかもと思っていたけれど、みんなが参加して、すごく楽しい時間になりました。チームでのコミュニケーションもたくさんできて嬉しかったです。」by キャンパー、中学校1年生

「高校生活最後の年が始まりました。卒業後の目標は大学に進学することです。そのために、勉強の習慣を見直して、放課後の時間をもっと有効に使いたいと思っています。」by リーダー実習生

「4月のタイミングで担当する子どもたちが代わり、新しい関係性を築いている中、子どもたちと一緒楽しい時間を過ごす体験ができて、今後につながるいい時間になりました。」by 職員さん

「今日のプログラムで一番印象に残ったのは、みんなが自分の目標をシェアしてくれたことです。最初は、話すのをためらう子もいるかもしれないと思っていましたが、全員が話してくれて、グループからも温かい応援の言葉がありました。自分の目標を言葉にして、応援されていると感じることには、大きな力と実感しました。」by キャンプスタッフ