自然・つながりプログラム
2025年7月自然つながりプログラム:ハイキングレポートwith モルガン・スタンレー
日付:2025年7月12日
場所:東京都御岳
参加者:キャンパー18名、LIT2名、引率職員7名、みらいの森スタッフ10名、スポンサーさん16名
ご協賛企業:モルガン・スタンレー
先週の土曜日は、神奈川、千葉、東京の児童養護施設から集まったキャンパーたちが、みらいの森の夏のハイキングプログラムのために御岳に集合しました。天気はちょうどよく、暑すぎず雨も降らず、4kmの山道を歩くには最適な一日でした。この素晴らしいプログラムをサポートし、子どもたちと一緒に一日を過ごしてくださったモルガン・スタンレーのみなさま、心より感謝申し上げます。
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みらいの森では、参加者が自然体験から最大限の学びを得られるように、Adventure Wave(アドベンチャー・ウェーブ)モデルを意識しています。このモデルは、「導入(オリエンテーション)」「実践(ハイキング)」「振り返り(リフレクション)」の3つの段階に分かれています。
プログラムはまずオリエンテーションから始まりました。キャンパーはチームに分かれ、ハイキングの装具や日本の山に関するクイズに挑戦しました。チームビルディングを通してチームリーダーを決め、自然をテーマにしたチームの名前も考えました。出発前にはみんなで地図を確認し、熊よけの鈴、水筒、お弁当を持って、いよいよハイキングへ出発です!
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初めて山を登るキャンパーもいれば、これまでのプログラムでハイキング経験を積んできたキャンパーもいました。みんなそれぞれのペースで歩き、険しい場所ではお互いを助け合う思いやりのある場面も多く見られました。道中ではミニチャレンジも行われ、特に人気だったのが「やまびこチャレンジ」です。全員で声を合わせて叫び、森に響き渡るやまびこを楽しみました。
ハイキングの終点は多摩川で、川辺でご褒美のランチを楽しみました。昼食後は自由時間となり、石を水面で跳ねさせたり、石を積み上げて、小さな塔を作ったり、生き物を探したり、最後には多くの子が水に入って思いきりリフレッシュしました!毎年恒例の川遊びは、自然の中での達成感と楽しさを感じられる、子どもたちにとって特別な時間です。
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そしてプログラムの最後はリフレクション(振り返り)の時間です。何が楽しかったか、難しかったか、印象に残ったことは何かをチームごとに話し合い、次に向けた目標を立てる子もいました。最後にはジャーナルに感想を記入し、持ち帰る思い出として形に残しました。
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今年初のハイキングプログラムは、子どもたちが自分に挑戦し、仲間と支え合いながら自然の中でかけがえのない思い出を作る素晴らしい一日となりました。改めて、モルガン・スタンレーのみなさまのご支援に心より感謝いたします。みなさまの継続的なご支援が、子どもたちの成長と自信につながっています。
「お昼ご飯のあとに川のそばの大きな岩に登ったのが一番楽しかったです!手と足を置く場所をみつけるのが難しかったけど、コツを教えてもらって何回も登れまました!」by キャンパー、小学5年生
「前にもハイキングしたことがあって、川遊びがいつも楽しみでした。天候の影響で、去年遊べた水たまりはもうなくなっていたので、新しい場所に行きました。初めての場所を探検するのは楽しかったです。」by キャンパー、小学4年生
「川に入るための準備をちゃんとしてこなかったので、次はもっとしっかり準備して、持ち物を確認してから来たいです。」by キャンパー、小学2年生
「川でカニを3匹つかまえました!帰る前にちゃんと元の場所に返してあげました。」by キャンパー、小学3年生
「子どもたちが本当に楽しそうに、のびのびと参加している姿を見ることができました。人前に出て発言する機会も多々あり、全体の雰囲気としてそれがチャレンジしやすい形となっていると思います。自然の中で思いっきり遊ぶ体験など、子どもの成長にとってとても良いプログラムと感じています。」by 職員さん
「私はスポンサーとしてこのハイキングプログラムに何度も参加していますが、年々キャンパーたちの装備が整ってきているのを感じます。靴や着替えを持ってくるなど、責任感がどんどん育っていて素晴らしいです。」by スポンサーさん