今年の夏も、宮城県の花山青少年自然の家キャンプ場で4泊5日のサマーキャンプを3セッション開催しました。沢登りやクラフト、フィールドゲーム、アウトドアクッキングなど、普段の生活ではなかなか体験できないアクティビティーを通じて、キャンパーたちが思いきり自然の中で遊び、学ぶことができました。新しい仲間との出会いやチーム活動、初めてのテント生活など、チャレンジと発見が詰まったキャンプでした。

LITたちには、そんなキャンプを裏から支えるとても重要なサポートチームの役割を担ってもらいました。アクティビティーの準備や進行をサポートするために各担当スタッフと事前に打ち合わせをし、必要な道具をそろえたり、タイミングを考えてメンバーを配置したりと、マネージメントの要素も多い内容でした。さらに夕食前のリフレクションでは進行役を務めるなど、表舞台を経験する機会もありました。

今回は特に、人数に対して仕事の量が多かったため、チームとしての動き方が大きな課題となりました。アクティビティーの準備と片づけが重なったり、タスクの合間に食事の準備や配膳を手伝ったりと、1日中休む間もなく頭と体を動かす必要がありました。夜は翌日の打ち合わせや準備もあり、他のメンバーへの配慮や自分自身の体調管理、睡眠時間の確保もとても重要になり、タスク管理だけでなく、チームや自分自身のマネージメントを実践で学ぶ、絶好の機会となりました。

幸い今年は天気にも恵まれ、予定していたアクティビティーをすべて行うことができました。小さなトラブルはあったものの、LITがチームとして一つひとつ解決し、無事に最後までやりきることができました。チームとしても個人としても、大きく成長できたサマーキャンプだったと思います。今年度のLITプログラムはまだ続きます。ここで得た経験を、残りのプログラムや日常の中でも活かしていけるよう、私たちも引き続き新たなチャレンジと学びの機会を提供していきたいと思います。