リーダー実習プログラム
2025年度高校生・卒業生プログラム:コミュニケーション・ワークショップ with マイケル・ペイジ
昨年に引き続き、マイケル・ペイジのみなさまがLITと卒業生のためにコミュニケーションのワークショップを開催してくださり、LIT生2名と卒業生5名が参加しました。今回のテーマはLITからのリクエストで、「説明」と「指示」に焦点を当てた内容で企画していただきました。神谷町にあるオフィスでは、最初にオフィスツアーに案内していただきました。壁がほとんどない開放的なスペースで、各ステーションには大きなスクリーンがあり、働く場所が固定されていない「ホットデスク」と呼ばれる方法が採用されていると説明していただきました。
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ミーティングルームに戻り、参加者全員の自己紹介の後、昨年の振り返りも兼ねてコミュニケーションの基礎を学びました。ジェスチャーや表情、声のトーンによって伝わり方が全く変わることを学びました。また、聞き手側もどのくらい真剣に聞いているかが態度に表れることを学び、従業員の方と1対1で実践しました。次に説明と指示について論理的に学び、それらの違いやコツを例を交えながら学びました。
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従業員のみなさまと楽しく交流しながらのランチの後は、午前中に学んだことを実際に使って練習しました。まずは過去に自分に起こったミスコミュニケーションや失敗例を思い出し、その状況を再現して従業員パートナーに分析してもらいました。そして、午前中に学んだことを一つずつ取り入れ、伝え方や情報の量、確認方法などさまざまなポイントを改善しながら、相手や状況に合った説明と指示の出し方を練習しました。最後には二つのグループに分かれ、学んだことを発表し、それぞれからフィードバックをもらい、ワークショップを締めくくりました。
「説明と指示の違いなどをとても分かりやすく説明していただき、今の自分に本当に必要だと思うスキルを学べる、とてもいい機会でした。まだ完璧に自分のものにするのは難しいですが、時間をかけながら自分のスキルにできたらいいなと思います。」 by 卒業生
「今回のテーマは今自分の中で一番知りたいと思っていた内容で、『なるほど!』と思う部分がとても多くありました。サマーキャンプの時にうまくいかなかったことも、今になって少し反省しています。今後は自分の目標に近づくためにも、今回学んだことを意識して物事に取り組んでいきたいと思います。」 by LIT
今回のワークショップでは、LITや卒業生たちが今まさに直面している課題について、これまで触れたことのない視点から学ぶことができ、すぐに実践に移せるヒントやコツを得ることができました。マイケル・ペイジのみなさま、このような貴重な機会をご提供いただき、ありがとうございました。