自然・つながりプログラム

7月自然・つながりプログラム:きこり体験レポート

日付:2019年7月6日
場所:高尾
参加者:キャンパー17名、リーダー実習生6名、引率職員さん6名、ボランティアさん18名、みらいの森スタッフ7名
パートナー:森と踊る株式会社
プロボノ写真協力:株式会社LIFE.14 & Matias Saldaña
プログラム:
梅雨真っ盛りの中、幸運にも雨には降られず、高尾の森作りを満喫しました。
チームに分かれ森に入り、木々や土の様子を観察したり、森にいる獣・動物の話を聞いたりしながら、森に挨拶をしていきます。

リピーターのボランティアさんや子どもたちの中には、同じ森に帰ってくるのが3、4回目の人たちも。2年前に皮むき間伐をした子どもたちは自分が間伐した木の様子を見てみたり、階段をつくり森の小道を作った人たちはその階段を踏みしめてみたり。初めての子どもたちも、くもやみみずの生き物に触れてみたり、道なき道を歩いてみたり、それぞれの方法で5感を通して森を感じます。

ランチ後は、メインのアクティビティである沢つくりに向かいます。「森を創るのためには、地表の光や空間の条件だけでなく、土中環境がより森にとっては決定的な影響を与えている」ということで、今回は倒木や土・草で埋まっている沢の流れをよりよくするお手伝いです。

泥だらけかつビショビショに濡れながら、勢いのある沢に戻れるよう、水の流れを見ながら石や草をどかし、チームワークを発揮し勢いのある沢に戻るきっかけ作りができました。

新たに開拓した沢の一部分は、なんとみんなで名前をつけていいことに!「みらいの森の沢」「みらいの沢」「フューチャーストリーム」など案が出ており、次回森に戻るまでにぜひ名付けさせていただく予定です。

1日の森での活動、また様々な背景を持つ大人との関わりを通して、子どもたちの好奇心が育まれ、周りの自然や人への影響について考えるきっかけとなったことを願っています。

重ねまして、夏と冬の年に2回のプログラムを通して、森の仕組みを体験するプログラムを一緒に創り上げてくださる森と踊るの皆さま、またスポンサーのみなさまに感謝申し上げます。
また冬の森に戻ることを、キャンパーも楽しみにしています!