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KIWLチャリティライド2025レポート
日付: 2025年5月29日(木)~6月1日(日)
場所: 金沢
参加者: KIWLライダー44名、サポートクルー7名、WildTameビデオクルー3名、みらいの森卒業生5名、みらいの森スタッフ1名
2025年のナイツ・イン・ホワイト・ライクラ(KIWL)チャリティーライドでは、44名のライダーと7名のサポートクルーが、みらいの森のための資金を集めるという共通の目的のもと、石川県内を毎日100km以上走破しました。4日間にわたり、登り坂や海岸沿いの道をチームワークをもって走り抜け、みらいの森だけでなく、能登地震からの復興を続ける地域の方々も応援するライドとなりました。
ライド初日は金沢からスタートし、ループコースに挑戦しました。海沿いの絶景を眺めながらの1日目となり、お天気にも恵まれた快調なスタートとなりました。みらいの森のエグゼクティブディレクター岡こずえも6回目の参加。共同創設者ジェフ・ジェンセンを含む7名のサポートドライバーが、安全を確保しながらライダーたちを励ましました。
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2日目は、金沢から輪島までの132kmのルート。心配だった雨と強風の天気予報は外れ、青空の下、海沿いを気持ちよく走ることができ、到着後には特別なディナーに参加。輪島市長、輪島商工会議所会頭、在日英国商業会議所(BCCJ)チームにもご同席いただき、能登復興と支援のため素敵な時間を共有することができました。
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3日目は、目的地の七尾に向かう前に、輪島の児童センターを訪問。「ワールドスナックツアー」を開催し、8カ国から集まったライダーたちが持ち寄ったそれぞれの国のおやつを楽しみました。子どもたちは初めての味に驚き、ライダーたちの出身地や外の世界にも興味を持ってくれました。七尾では、児童養護施設を退所したみらいの森の卒業生たちが温かく出迎えてくれ、ライダーたちにとっても参加する意義を改めて感じる瞬間となりました。
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最終日は、ゴールの金沢へ向かい、ゴール地点では卒業生やみらいの森のスタッフがライダーをハイタッチと笑顔でウェルカムしました。その後のウェルカムパーティーでは、卒業生たちが英語と日本語でスピーチを行い、自分たちの経験とKIWLから受けた影響を語ってくれました。
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ライダーの皆さん、サポートクルー、寄付者の皆さま、そして私たちを温かく迎えてくださった地域の皆さま、本当にありがとうございました。
「みらいの森のプログラムを通じて、自分に挑戦することの大切を学びました。新しいことに挑戦するのは怖いこともあるけれど、同時に新しい扉を開いてくれます。KIWLを通じて、企業スポンサーから興味のある分野でのインターンの機会をいただきました。今年9月からはイギリスに留学する予定で、KIWLコミュニティと英語で話せるように英語力をさらに伸ばしたいと思っています!」by 卒業生
「みらいの森に参加してから、私の人生は100倍楽しくなりました。スタッフ、スポンサー、KIWLの皆さんなど、たくさんの素敵な大人たちに出会い、前向きに生きる力をもらいました。どんな困難があっても、自分を信じて頑張り続けたい。そしていつか、私も誰かを支えられる存在になりたいと思っています。」by 卒業生
「KIWLライダーの前でスピーチをするのは今回が2回目でしたが、自信がついたと感じています。特に、自分の気持ちを他の人に伝える力がついたと思います。スピーチの後には、たくさんの優しい言葉や応援をいただき、不安だった気持ちも報われました。この気持ちは一生忘れません。」by 卒業生
「ハイライトのひとつは、何と言っても天気でした。まるで神様が味方してくれたかのように雨を避けてくれ、毎日追い風にも恵まれました!もうひとつのハイライトは、内灘ベロドロームでのサイクリングで、とても楽しい体験でした。 最も心に残ったのは、輪島の方々とお会いし、世界中から集めたお菓子を届けたことです。また、地元の市場を訪れて、少しでも地域経済を応援できたことも印象的でした。 そして毎年、リーダーとして私にとって何よりの喜びは、ライダーたちが楽しんでくれている姿を見ること、そして感謝の言葉を聞くことです。それが何よりも大きな満足感になり、やりがいを感じる瞬間です。」by KIWL代表ロブ・ウィリアムズさん