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マンスリーサポーター100+募集キャンペーン:みらいの森の原点

12月末までに、100人以上の「みらいの森を育てる」仲間を募集するキャンペーンの一環として、毎月、みらいの森についてより深く知っていただけるようなコンテンツをお届けします。そのシリーズ第1弾として、今月のニュースレターでは、みらいの森の原点と私たちのミッションをご紹介します。
みらいの森のミッションは、日本の子どもたちに英語アウトドア体験を提供するイングリッシュアドベンチャーとともに生まれました。そのはじまりとなったは2011年の夏、みらいの森の副理事ジェフ・ジェンセンと、イングリッシュアドベンチャーの社長デイブ・パドックが、児童養護施設に暮らす子どもたちをサマーキャンプに招待したことがきっかけでした。
児童養護施設とは、様々な事情で生みの親と一緒に暮らすことができない子どもたちが生活する施設です。現在、日本では約25,000人の子どもたちが児童養護施設に暮らしており、その約60%が入所前に、虐待を経験しています。また、残念なことに、このようなバックグラウンドを抱えていながらも、原則として、18歳で児童養護施設を卒業し、衣食住のすべてにおいて自立することが求められています。
施設に暮らす子どもたちの多くは、過去の心の傷を癒すことも、自信を取り戻すこともできないまま退所していきます。社会には十分なセーフティネットがあると言えない状況の中で、彼らは若干18歳でたちまち厳しい現実を突きつけられ、抱いてきた夢の実現を諦めざるを得ない場合が多々あるのです。
ジェフとデイブは、施設職員も驚くほどの子どもたちの成長を大自然の舞台で目の当たりにし、活動の継続を決断、2013年に、みらいの森を、特定非営利団体として設立しました。これ以来、わたしたちのミッションは、児童養護施設に暮らす子どもたちに、生涯の糧となるアウトドア体験を創り出し、幸せで実りある未来へとつなげることです。
児童養護施設の子どもたちを招待した初めてのアウトドアプログラムから約8年以上が経ち、これまで延べ1,600人以上の子どもたちと活動してきました。皆さまの支えがあってこそ、みらいの森は子どもたちにポシティブな影響を与えることができるのだと確信しています。これからも、みらいの森が継続的に子どもたちをサポートできるよう、このキャンペーン期間中に、ぜひご友人へのご紹介やマンスリーサポーターとしてのご参加をご検討いただけましたら幸いです。キャンペーンの詳細は下記よりご覧ください。
※みらいの森は東京都と港区より認定を受けているNPO法人のため、みらいの森へのご寄付は税制優遇の対象となります。
「みらいの森」を育てるマンスリーサポーターになっていただくことで
- 月1,000円からの継続的なご支援により、みらいの森は長期的な視点で児童養護施設に暮らす子どもたちへのプログラム提供を可能とします。
- 児童養護施設に暮らす子どもたちを熱心にサポートするみらいの森コミュニティーの仲間として、優先的にプログラムやファンドレイズ活動のイベントにご招待します。
- みらいの森の最新の活動報告書だけでなく、月次のプログラムの報告・成果を届けします。
キャンペーンに関する過去のニュースレターはこちら: