自然・つながりプログラム

2021年11月自然つながりプログラムレポート: きこり体験 vol.1

日付: 2021年11月6日
場所: 東京都高尾
参加者: キャンパー9名、引率職員4名、LIT3名、みらいの森スタッフ5名、きこりパートナー2名、スペシャルゲスト4名
ご協賛企業: KEENさまパートナー: 森と踊るさま

プログラム:

11月の秋晴れの中、久しぶりに高尾のきこりプログラムに繰り出すことができました。参加者ほとんどがリピーターの中、数年ぶりの森にわくわくする子、初めての森に興味津々の子などが混ざった、「チームエアブルーウォーター」と「チームピンクマッシュルーム」という元気な子どもたちのチームが集まりました。

オリエンテーションでは、5感を使ったゲームを行い、土の匂いや冷たさ、苔のふわふわ感に鳥の声など、普段は気にしない周りの環境を意識することができました。

メインとなる土を作るアクティビティでは、長年のパートナーである「森と踊る」のきこりチームから、今日の土を作る作業が健康な森づくりにどう関わってくるのかをお話しいただき、早速作業に入りました。

まだ誰も手をつけていない斜面のエリアに入り、落ちている木の枝や、うっそうとしている茂みの部分を、剪定ばさみとノコギリを切って、空気が通り光がはいる空間に変えていきます。それぞれがチームワーク良く取り組み、見違えるほど空間が明るくなっていきました。

午後は、午前中に集めた木の枝や葉っぱを使い、「シガラミ」を作ります。シガラミとは枝などを鳥の巣の様に編む様に固め、水が地表を流れる場所に作ることで、水の流れを抑えたり、大地に浸透しやすくする地拵えです。各チームで個性が光りつつ、森全体が美しく、より健康になるための活動を満喫しました。

リーダー実習生3人も、道具の管理やランチの準備・順番決めゲーム・片付けを、3人で相談しながらまとめてくれました。3人とも小学生低学年の時からキャンパーとして参加しているメンバーということもあり、振り返りの発表なども躊躇せずしっかりと発表することができました。

「終わった後、すごく森の様子が明るくなっていて嬉しかったです。もっと続けたかったです!」キャンパー

「山登りをしたのが初めてで、山の頂上から見た景色がすごくきれいでした。」キャンパー

「LIT3人で協力して、安全に活動できて良かったです。きこり2人だけでこんなに大きな森を管理していることにも驚きました」LIT

「普段は引っ込み思案な小さな子どもたちも、上手に道具を使うことができたのが意外でした。久しぶりの外の活動を、職員も一緒になって満喫できてよかったです」引率職員さん

このプログラム開催にご協賛いただきましたKEENのみなさま、ボランティアとして活動にご参加いただいたみなさま、そして森と踊るのみなさま、本当にありがとうございました!