日付：2021年6月5日(土)
場所：オンライン
参加者：高校生3名、プログラム卒業生1名、企業ボランティアさま7名、みらいの森スタッフ2名
ご協賛企業：モルガン・スタンレーさま

プログラム：

新型コロナウイルス感染拡大の影響で外部とつながる機会が減り、学びの場が少なくなっている中、少しでも社会の知識を広げながら、自分の将来のイメージを持ってもらうために、高校生たちを対象にしたオンライン会社訪問の第二回目を、モルガンスタンレー様にご協力いただき開催しました。今回は特別に現在大学生の卒業生も参加し、金融業界の仕組みから、仕事の内容、個人の進学や進路に関しての経験まで、様々なお話しを聞くことができました。

金融業界や証券会社の仕組みについては、身近な例を使ってとても分かりやすく説明していただき、子どもたちからも良い質問がたくさん出てきました。この業界について知識を深めただけでなく、さらに興味を持ってくれた子もいたようです。また、会社の説明では、歴史や文化に加え仕事の内容などを聞くことができ、会社で働くということに対してもう少し具体的なイメージを持つことができました。会社説明の後はグループに分かれ、参加してくださった従業員の方々にさらに詳しい仕事の内容や、進路や就職を決める際の経験など、子どもたちからの様々な質問に答えていただきました。多様な分野や背景を持つ方々からの体験談を聞くことができ、たくさんのアドバイスもいただき、学びと刺激の多いプログラムとなりました。

「そもそも『企業』とは何かというイメージもなかったので、具体的に金融業のことを知ることができてよかったです。進路を考えるにあたり、証券会社にも興味が湧きました。」

「いま大学2年生で、そろそろ就活やインターンシップ、就職先について決めなければと焦っていたけれど、今回のみなさんのお話を聞いて、紆余曲折を経て今の職業に落ち着いているので、私も今すぐこれ、と決める必要はないと学びました。」

このコロナ禍で様々な事が制限される中で自立に向けて準備を進めていかなければいけない子どもたちにとって、この訪問はとても有意義で貴重な学びの場となったと思います。改めまして、モルガンスタンレーの皆様、このような機会をご提供いただき、誠にありがとうございました。