自然・つながりプログラム

2021年3&4月自然・つながりプログラム: スノープログラムレポート

日付: 2021年3月26-27日&4月3−4日
場所: 新潟県津南町
参加者: (2日間合計)キャンパー33名、引率職員9名、LIT2名、みらいの森スタッフ4名
ご協賛企業: モルガン・スタンレーさま

プログラム:

緊急事態宣言の解除を受け、延期していたスノープログラムの一部を開催することができました。複数の施設が宿泊中に混じることが無いように1施設ごとの参加とし、公共交通機関を使わずに済むよう、施設からプログラム開催地まで貸切バスを使い、部屋の割り振りも施設内でのグループ単位にするなど、できる限りのリスク管理を行った上での1泊2日の雪プログラムでした。「新型コロナウイルスの影響で、外で遊ぶこと、外出をすることに後ろ向きな子どもが増えてきた」、「制限の多い生活の中で、思いっきり走り回れる、解き放たれた空間に出られる機会をたくさん失っている」という職員さんの心配の声も届いていた中で、2日間のアクティビティはひたすら雪遊びでした。道具はそりとシャベルのみ。枠組みのない「雪遊び」というアクティビティを、1人1人がそれぞれの方法で満喫してくれました。そり滑りでどこまで遠くに滑れるか挑戦し続けたキャンパー、友達を誘い2人・3人乗りのそり滑りを楽しむキャンパー、何度も転びながらも立ち乗りをマスターしようとするキャンパーなど、それぞれの個性が光りました。夜の活動のナイトハイクでは、雪明かりのもと、森の中の大冒険にも繰り出しました。短い時間ではありましたが、それぞれが目一杯想像力を働かせながら、全身を使って外遊びを堪能しました。

今回はスタッフのチームリーダーなしでのプログラムでしたが、子どもたちだけでチーム名やヘッドカウントを決めたり、「ミニLIT」としてみんなのためにアクティビティの準備やサポート側に回ってくれたりと、リピーターの子どもたちが大活躍してくれました。普段はあまり自発的ではない子どもたちが、自らチームをまとめようとしてくれたり、他のメンバーのために動いてくれたりするところを見て、非日常ながら馴染みのある環境ならではの効果を感じることができました。

「ミニLITとして、みんなのために、そりとシャベルの準備と片付けをがんばりました。」

「2日間思いっきり雪遊びをして、時間が経つのがとても早く感じました。最初は怖かったそり遊びも、やってみたら楽しくて、挑戦することの大切さを実感しました。春休みの一番の思い出です。」

「子どもたちが久しぶりにのびのびと過ごす姿を見ることができ、また自分自身も子どもたちと一緒に思いっきり体を動かすことができ、貴重な2日間となりました」

ご協賛・ご協力頂いた皆さま、誠にありがとうございました。