リーダー実習プログラム

2022年度リーダー実習プログラムレポート:8月

日付: 2022年8月1日-10日、17日-20日、24日、25日、30日
場所: 宮城県栗原市、神奈川県横浜市、東京都青梅市御岳など

プログラム:

   8月はLITたちにとっても、盛りだくさんな1ヵ月でした。3年ぶりの開催となったサマーキャンプは施設ごとの小規模な形式でしたが、LITたちにはキャンパーの参加施設と関係なくそれぞれが希望するセッションに参加してもらうことができました。LITたちには主にキッチンでのサポートとアクティビティーのサポートをしてもらいましたが、それぞれのタスクのリーダーを決め、そのリーダーを通してコミュニケーションを取り、仕事を振り分けてチームをまとめてもらいました。沢登り用のライフジャケットやヘルメットの用意から、沢への移動中や遅れているキャンパーのサポート、チーム対抗のモリンピックの審判や得点係など、ほぼ全てのアクティビティーで重要な役割がありました。また、キッチンでは毎食の調理の準備と片付けやサービングだけでなく、お手伝いに来るキャンパーたちのサポートやみんなの前でのメニュー発表なども行ってもらいました。

   サマーキャンプはいつもの週末プログラムよりも長期で毎日繰り返すタスクも多くあったため、前日の反省を活かして改善していく機会が多くあり、日を重ねるたびに効率よく作業を進めることができていました。また、2セッション連続で参加したLITたちも多くいたため、お互いの強みや特徴をより良く知ることができ、チームワークもどんどん良くなっていき、最終的には細かい指示がなくても動けるようになり、キャンプを運営するスタッフの一員として大活躍でした。予定していたセッション3がコロナの影響でキャンセルとなってしまいましたが、その空いた時間を使ってちょっとした東北観光をすることもでき、とても充実した2週間となりました。

   キャンプの後は施設ごとの日帰りプログラムがあり、参加してくれたLITたちはサマーキャンプで学んだチームワークをそこでも発揮し大活躍してくれました。アクティビティーのサポートやランチの管理も、事前に用意しておける備品の確認や役割分担など、先を見据えて行動できていました。夜はスタッフもLITも全員同じ宿に泊まったので、毎晩の夕食の準備やスタッフとの交流、片付けを決めるゲームなどとても楽しい時間を過ごすことができました。

   8月の終わりには、夏休みの平日を使った4つの企業訪問プログラムがありました。普段の生活ではあまり関りのない企業や、簡単には見学できないような現場を見せていただき、この社会に存在する業界や仕組みについて学ぶことができました。また、多くの大人と交流し、経験談を聞いたり、自分の質問に答えてもらう機会があり、これからの将来をより具体的に想像するための知識を得ることができました。

   サマーキャンプのセッションがキャンセルになってしまったり、直前で参加者数が変更になったりと、コロナの影響はまだまだ続きますが、LITもスタッフも誰も体調を崩すことなく、とても充実した夏プログラムを行うことができました。