卒業生プログラム

2024年3月&4月卒業生プログラムレポート

年度末、学年末となる3月と4月は、多くの卒業生にとって大きな変化がある期間となりました。そんな中、今年はたくさんの卒業生が、LIT修了式や皇居ウォークでのボランティアなどイベントに積極的に参加してくれました。

3月のLIT修了式には、LITの先輩として応援に駆けつけてくれました。LITプログラムを卒業した後もみらいの森と関わり続けている卒業生の様子は、現役LIT生のみんなにも良い影響となりました。また、新しく社会人になる2名の卒業生は、お試しで月に1回ボランティアの方と対話セッションを行うバディプログラムを開始しました。これまでとは違う環境の中で出てくる疑問や、日々のリフレクションを行う場として活用してもらえるように取り組んでいます。そしてモルガン・スタンレーの方々とは、高校を卒業する3名と、大学を卒業する1名と一緒に、門出を祝う交流会を行ないました。みらいの森で学んだことのスピーチをした後、名刺交換の練習もしつつ、スケジュールの管理や気分転換の方法などについてそれぞれが話してみたいトピックを選び話す機会となりました。

「卒業生プログラムは、自分次第でいろいろな経験ができる場所でした。普段の大学生ではできないような、多岐にわたる体験をたくさんできたのが印象的です。例えば、卒業生プログラムでスキーに初挑戦して、とても楽しい思い出になったので、自分で他の子ども団体のスキーのボランティア活動に引率で参加したこともありました。また、卒業旅行の練習として参加した栃木の佐野への旅では、地元を知っている人から情報を得たりサポートしてもらうことの大事さもわかり、その人たちがいなければ知らなかった場所や歴史などの発見につながりました。旅行を通しても、様々な人と関わることで、いろいろな価値観について知ることができ、旅行がより楽しくなるとわかりましたし、行動力もつきました。4月から社会人になりますが、これからもいろいろな体験を積んで、夢である学校の教員になったときにいろいろな経験談を生徒に伝えられるようになりたいです。」by 卒業生

また、4月には皇居ウォークにて、ボランティアとして参加してくれました。普段なかなか会うことができないみらいの森の支援をしてくださっている方々を知る良い機会となったようです。また社会人として活躍している卒業生は、参加者として申し込み、お世話になった職員さんと一緒に参加していることが印象的でした。週末に行われたKIWLとのBBQランチにも多くの卒業生が参加し、みらいの森という場を活用してくれています。今後5,6月に続くパートナーのみなさまとのご協働プログラムでの活躍が楽しみです。

「公共ウォークでは、参加者に英語で話しかけるのは難しかったけれど、2日間いろいろ工夫してイベントを楽しむことができてよかったです」by 卒業生

「卒業生の輪が広がることにより、卒業生同士の横の繋がりから生まれる可能性も広がっていることを感じました。LITの時はチームとして動くことが多いけれど、「自分次第」になることが特に増える卒業生プログラムの中で、互いに刺激を与え合い、高め合う良い仲間になったら良いなと思います。」by キャンプスタッフ