日付: 2023年3月4-5日、11-12日、18-19日
場所: 新潟県津南町、東京都御岳

　　３月の最初の２週末は今期最後の雪プログラムでした。1か月前と比べても、気温は高く、雪は重く、雪国とはいえ春を感じることができました。LITたちには前回と同じく、一人のリーダーの下、アクティビティーのサポートチームとして活動してもらいました。今期だけで雪プログラムが４回目、５回目となるメンバーもいて、作業内容やタイミングもよく把握していて、さらに先を見据えて行動していました。また、最終回では雪プログラムへの参加が初めてのキャンプスタッフとペアになってもらい、LITがスタッフに指示を出す側に回りました。所々で小さな問題は発生していましたが、コミュニケーションをしっかりと取り合いながら問題を解決していき、雪遊びも存分に楽しんでいました。

　　雪プログラム最終回の次の週末は、今期のLITプログラムの終了式でした。LITたちには土曜日の朝から集まってもらい、ワークショップでプレゼンテーションの基本を学んだ後、１月に行ったLIT広島訪問プロジェクトの報告と今年度の振り返りのスピーチの準備を始めました。プロジェクトの報告では、それぞれが担当した役割や当日の出来事、個人の感想などを、伝え方も含めて考えてもらい、写真を使ったスライドも作成しました。個人のスピーチも、内容や伝え方、言い回しなどをスタッフにフィードバックをもらいながら考え、作り上げてもらいました。終了式にはスーパースタッフや施設の職員さんなど、約20人のゲストが、LITたちの報告とスピーチを聞きに参加してくださいました。準備をする時間が午前中だけと、とても限られた時間しかなく、本番もとても緊張していたようですが、最終的にはよくまとまった報告とスピーチができ、ゲストの方々からの質問にもきちんと答えることができました。終了式の後は参加者全員でBBQと交流を楽しみました。

　　日曜日は今年度のプログラムの最終日で、皆でハイキングに行きました。朝ごはんの後、全員で協力しておにぎり弁当を作ってもらい、その間に個別チェックインを行いました。今年度の振り返りや来年に向けての課題、目標などを考えてもらい、どのようにみらいの森を活用していきたいかを再確認してもらいました。チェックイン後、近くの山へのハイキングに出発し、春の山を満喫してきました。

　　今年度も個性豊かなメンバーがそろっていましたが、最終的にはとても良いチームとして活動できました。メンバーの一人は今年で高校を卒業しますが、すでに卒業生プログラムへの参加を楽しみにしてくれています。他のメンバーも、すでに来年のLITプログラムでどのようなプロジェクトを行いたいかなど案を出し始めてくれています。それぞれがいる段階や目標は違いますが、来年度もLIT生一人一人に合わせたプログラムを提供していきたいと思います。