自然・つながりプログラム
2024年11月自然つながりプログラム: きこりレポート with ロバート・ハーフ
日付: 2024年11月16日
場所: 東京都高尾
参加者:キャンパー3名、引率職員1名、LIT3名、みらいの森スタッフ8名、スポンサーさん6名
ご協賛企業: ロバートハーフ
きこりの自然体験プログラムは年に2回開催され、11月は竹林の手入れにぴったりの季節です。土曜日は、キャンパー、リーダー実習生(LIT)、職員さん、ボランティアの皆さんが高尾山に集まりました。このプログラムが実現できたのは、自然の力で変化を生み出すという信念を共有する長年のパートナー「森と踊る」の皆さん、そして私たちのキャンパーやLITたちにとって素晴らしいお手本となったロバート・ハーフのボランティアの皆さんのおかげです。
この日のミッションは、竹林のお手入れです。今回はチーム人数がいつもより少なく、その分、すべてのキャンパーが一日を通してリーダーシップを発揮し、輝くことができました。初めて屋外で道具を扱う小学1年生のキャンパーは、道具を安全に使うだけでなく、最後にきちんと返すという、素晴らしいResponsibility責任感を見せてくれました。また、高校進学を控えた中学3年生のキャンパーたちも参加し、現在のLITたちを見本にしながら、LITプログラムでの活動やその魅力を学ぶことができました。
今回のメインのアクティビティは、古い竹を伐採して森を歩きやすくし、新しい竹が育つスペースを作ることでした。キャンパーたちは古い竹の見分け方を学んだ後、協力して竹を伐採し、森から運び出し、葉をはぎ、竹を短く切り分けました。竹は見た目よりも重く、葉の茎も思ったより強いので、なかなか大変な作業でしたが、みんなで協力して作業を進め、竹の山が大きくなり、竹林がどんどんきれいになっていくのを見て、とてもやりがいを感じました。
お弁当ランチはみんなで気持ちよく空の下でいただきました。LITたちがみんなのお弁当を配った後、ランチタイムにはおしゃべりをしながら、自然と絆が深まりました。キャンパーにとってランチはとても大切な時間で、「ハッピー・タイム」と呼ばれています。おいしい食事を楽しむだけでなく、仲間との交流ができる貴重なひとときです。
お腹いっぱいになったら、全員ミッション再開!午前中に作業に慣れたキャンパーたちは、それぞれ得意なことを見つけ、チームワークがさらに良くなり、コミュニケーションもスムーズになりました。古い竹を見つけるのが得意な子、のこぎりで切ったり竹を運んだりするのが得意な子、それぞれが得意分野を活かして、楽しみながら竹林をきれいにする手伝いをしてくれました。
一日の終わりは、みらいの森のプログラムの中でも大切にしているふりかえりの時間でした。キャンパーたちは、道具を使う自信がついたことや、少しずつ成長できたことをシェアしてくれました。職員さんは、キャンパーたちが普段やったことがない少しこわいことに一歩踏み出す姿を見て、とても感動したと話していました。初めてキャンパーたちと会ったボランティアの皆さんにとっても、キャンパーたちのエネルギーや、一生懸命に課題に取り組む姿に大きな刺激を受けたようです。
きこりのプログラムは単に森をきれいにするだけではなく、責任感やチームワーク、そして自信を育むことを目的としています。「森とおどる」の皆さんとの継続的なパートナーシップ、そしてロバート・ハーフのご協賛、そしてこの日を思い出深いものにしてくれた素晴らしいボランティアの皆さんに心から感謝します。
「ノコギリを初めて使って、何本も竹を切ることができて嬉しかったです。」by キャンパー
「竹の花が100年に一度咲くと初めて知って驚きました!」by キャンパー
「今回みらいの森に参加したのは初めてで、どんな雰囲気なのか、どんな大人がいるのか緊張していました。みなさんとても国際的で、楽しい雰囲気で、外国にいるみたいでうきうきしました。次回はもっといろいろな人と交流できるよう、積極的に話しかけていきたいです。」by 職員さん
「小学校1年生のキャンパーがチームリーダーとして、チームがしっかり協力できるようまとめてくれてとっても格好いいリーダーシップを見せてくれました!」by キャンプスタッフ
「竹の上を歩くバランスチャレンジで、小学校1年生のキャンパーが諦めないで上手に歩いていたのがIMPACTでした!自分は最後まで歩ききれなかったので、次はもっと頑張りたいです。」by キャンプスタッフ
「私たちの会社は長い間、みらいの森をサポートしており、卒業生とLITたちには以前イベントで会って交流したことがありました。今回、初めてアウトドアプログラムに参加しましたが、私たちの支援の効果を肌で感じることができ、とてもよかったです。」 by スポンサーさん