自然・つながりプログラム
2025年12月自然つながりプログラム: クリスマスレポートwith ロバート ハーフ & プロティビティ
日付:2025年12月14日(日)
場所:東京都御岳
参加者: キャンパー7名、LIT 2名、卒業生1名、引率職員3名、みらいの森スタッフ6名、スポンサー10名
ご協賛企:ロバート・ハーフ & プロティビティ
物品寄付&プロボノパートナー:Costco、Build+、Cartier
2025年を締めくくるプログラムとして、ロバート・ハーフ&プロティビティのご協賛のもと、御岳にて今年最後の自然つながりプログラムとなるクリスマスプログラムを実施しました。当日は、ホリデーシーズンならではの温かい雰囲気の中、ロバート・ハーフ&プロティビティから10名のボランティアの皆さまが参加してくださいました。ロバート・ハーフ&プロティビティは、年間を通じてキャンパー、リーダー実習プログラム(LIT)、卒業生とのさまざまなタッチポイントを通じ、みらいの森を支えてくださっており、今年最後のプログラムを共に迎えられたことは、私たちにとって非常に意味のある時間となりました。
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会場はクリスマスの装飾で彩られ、スタッフボランティアはクリスマスらしい衣装を身にまとい、BGMにはクリスマス音楽が流れる中、午前中にオリエンテーションを行いました。参加者全員を紹介した後、キャンパー、ロバート・ハーフ&プロティビティのボランティア、スタッフが混ざる形でチームを編成しました。この時間は、キャンパーがチームリーダーとして勇気を出し、大人のロールモデルと関わりながら、コミュニケーション力やチームワークを実践する貴重な機会となります。各チームの名前は「チーム・クリスマスプレゼント」、「チーム・キャンディケイン」、「チーム・ジンジャークッキー」といった名前を決め、世界のクリスマス文化に関するクイズから一日がスタートしました。
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みらいの森の大きな強みの一つは、キャンプスタッフやボランティアの多様性です。子どもたちが異なる文化や価値観、考え方に触れることで、視野を広げ、新しい発想を育むことを大切にしています。クリスマスは、親しみやすく楽しい行事であると同時に、多様な文化や習慣を学ぶ絶好の機会でもあります。
世界のクリスマスについて学んだ後は、午前中のメインアクティビティである「クリスマス・ビンゴ」を行いました。参加者は、他の人にインタビューをしながらビンゴシートを埋めていきます。例えば、「スペイン語で“メリークリスマス”が言える人」、「サンタクロースのためにクッキーとミルクを用意したことがある人」、「自分専用のクリスマスストッキングを持っている人」などです。子どもたちもとても盛り上がりながら取り組み、好奇心を刺激するとともに、新しい人に話しかける勇気を引き出す時間となりました。
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午前の活動後は、唐揚げ弁当の昼食と、デザートとして各国のお菓子を楽しみました。今回は、物品提供パートナーのご協力により、ドイツ、ポーランド、イタリアのお菓子を味わうことができ、キャンパーたちにとって新しい体験となりました。
午後は屋内に戻り、クリスマスクラフトの時間です。改めて「クリスマスは“あげる”季節である」という意味について話しました。多くの子どもたちはプレゼントをもらうことをイメージしがちですが、その裏には必ず与えてくれる誰かがいるはずです。感謝の気持ちを伝えたい相手に向けて、手紙やクラフトを作る心温まる時間となりました。
松ぼっくり、リボン、木のメダル、、デコレーションテープやシール、ペン、グルーガン、動く目玉など、さまざまな素材を使い、子どもたちの創造力が存分に発揮されました。じっくり考えてから制作する子もいれば、すぐに手を動かし始める子もいて、完成した作品はどれも個性豊かなものばかりでした。友だちやボランティア、スタッフに手作りのプレゼントを交換する姿も見られました。
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プログラムの最後には、特別なクリスマスギフトタイムを行いました。ロバート・ハーフ&プロティビティの社員の皆さまが、事前に東京オフィスでストッキングの準備をしてくださっており、子どもたちがそのストッキングを受け取る様子を見ることは、ボランティアの皆さまにとっても心温まる瞬間となりました。
また、かつてキャンパー・LITとして参加してくれていた卒業生が、今回はサンタクロース役として参加してくれました。プレゼントを受け取る前に、キャンパーたちは、この一年を振り返り、2026年に挑戦したい目標について発表しました。
「今年一番楽しかった思い出は、初めてサマーキャンプに行ったことです。虫取りが一番楽しかったので、来年もまた行って、もっとたくさんの新しい虫を見つけたいです。」by キャンパー, 小学2年生
「2025年は、中学3年生として初めてLIT体験に挑戦しました。。来年はその勢いを続けて、正式なLITになり、高校1年生としても全力で頑張りたいです。」by キャンパー, 中学3年生
「今年、以前担当していた子どもと再会しました。みらいの森で自信を持って成長している姿を見ることができ、とても心を打たれました。この気持ちを新しい年にもつなげていきたいです。」by 職員さん
「子どもたちと同じくらい、もしくはそれ以上に楽しませてもらいました。来年もぜひ、みらいの森のイベントに参加したいです。」by スポンサーさん
一日の締めくくりには、振り返りの時間を設けました。チームごとに「心に残ったこと」、「楽しかったこと」、「難しかったこと」を共有し、その後、各自ジャーナルに書き込みました。ジャーナルは、みらいの森特製のクリスマススタンプとともに持ち帰ってもらいました。一年を締めくくるにあたり、継続して子どもたちと関わり、その成長を間近で見守ることの大切さを改めて実感しています。
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改めて、今年も意義あるプログラムをご支援くださったロバート・ハーフ&プロティビティの皆さまに心より感謝申し上げます。このプログラムの温かな思い出を、2026年へとつなげていきます。
「見本と同じサンタを作りたかったのですが、大きく作りすぎて時間内に完成できませんでした。次回はもっと計画的に、最後まで仕上げたいです。」by キャンパー, 小学3年生
「自然の素材を使って作った作品がとても気に入っています。お家に持ち帰るのが楽しみです。」by キャンパー, 小学2年生
「サマーキャンプが楽しかったので、今回同じ施設から1人でしたが、それでも参加すると張り切っている小学生の子どもを連れて参加しました。最初は私の周りにばかりいましたが、少しずつ他の人と交流できるようになって、彼なりにいろいろなチャレンジをしてくれた1日になりました」by 職員さん
「みらいの森は、普段の生活では見られない子どもたちの一面を引き出してくれます。LITの2人が『健康』や『勉強』について頑張りたいと話しているのを聞き、施設ではなかなか聞けない言葉だったので、とても印象的でした。」by 職員さん
「クラフトの時間に、新しい名札が欲しいと話したら、キャンパーが作ってくれました。初めて会った子でしたが、短い時間でも深く関われることの大切さを改めて感じました。」by キャンプスタッフ
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