自然・つながりプログラム

2025年10月自然つながりプログラム: ハイキングレポート with  フェデックス エクスプレス

日付: 2025年10月12日(日)
場所: 東京都御岳
参加者: キャンパー28名、引率職員10名、みらいの森スタッフ10名、スポンサーさん13名
ご協賛企業: フェデックス エクスプレスさま

夏から秋へのちょうどよい季節の変わり目の中、みらいの森の自然つながりハイキングプログラムを御岳で開催しました。今回は、3つの児童養護施設から約30名の子どもたちが参加し、協賛企業であるフェデックス エクスプレスから13名のボランティアの皆さんが加わり、子どもたちと一緒にチャレンジを楽しみながら素敵なロールモデルとなってくださいました。

山が見える会場で、まずはオリエンテーションを行い、当日のチームを決めました。年齢の異なるキャンパー、みらいの森キャンプスタッフ、そしてフェデックス エクスプレスのボランティアが混ざったチームです。各チームではリーダーを決め、ハイキングにちなんだチーム名やヘッドカウントを考え、すぐに笑顔が広がりました。出発前には、ハイキングコースの紹介と、熊鈴・水筒・お弁当などの持ち物を確認し、いよいよ出発です!

今回のプログラムは参加人数も多く、みんなが森のアップダウンを良いペースで進みながら、互いに声を掛け合い、植物や虫を観察したり、新しい仲間と会話を楽しんだりする姿が印象的でした。これまでにもハイキングに参加した経験のあるキャンパーは、自信をもって初参加の仲間に険しい道の進み方を教えたり、励ましたりしていました。

今回のハイキングでは、定番の「やまびこチャレンジ」に加え、「五感チャレンジ」を取り入れました。森の中で感じる音・におい・手触り・風景の変化に意識を向け、五感を使って自然と向き合うマインドフルなハイキングに挑戦しました。

約4kmの道のりを歩き、ようやく多摩川に到着しました!ここでお弁当を広げ、頑張った体をしっかり休めました。昼食後は、待ちに待った川遊びタイムです!川で水遊びをしたり、生き物を探したり、石を投げたり、石のタワーを作ったり、あるいは川岸で風を感じながらゆっくり過ごしたりと、子どもたちは思い思いの時間を楽しみました。フェデックス エクスプレスのボランティアの皆さんも一緒に川に入り、子どもたちと笑顔いっぱいのひとときを過ごしました。

プログラムの最後は恒例のリフレクションタイムでした。各チームで一日の思い出、ハイキング中に大変だったこと、そして「転んでも立ち上がったこと」、「あきらめずにゴールできたこと」など、自分たちの達成を振り返りました。

「前回のハイキングではすべってしまったので、今回は“転ばずに最後まで歩く”という目標を立てました。無事に達成できてうれしかったです!難しい道では、年下のキャンパーに足の置き方やつかまる場所を教えてあげました。」by キャンパー、中学2年生

「学校で歩く距離に比べたら、今日は本当にたくさん歩きました!」by キャンパー、小学4年生

「生き物を見つけたいと思っていて、カニを2匹つかまえました!チームのみんなに見せて、チャレンジリストに追加できてうれしかったです。」by キャンパー、小学3年生

「一番楽しかったのは、大きな岩の上でお弁当を食べたことです。」by キャンパー、小学4年生

「ハイキング中の子どもたちのペースに驚きました。坂道や急な場所も多かったのに、みんな最後まで明るい表情で歩いていたのが印象的でした。」by スポンサーさん

ハイキングは一人ひとりにいろいろな挑戦を与えてくれます。今回も、小学校1年生から大人まで、幅広い世代が一緒に目標に向かい、励まし合う素晴らしい一日となりました。フェデックス エクスプレスの皆さま、今回も自然の中で子どもたちと共に学ぶ貴重な機会をご提供いただき、本当にありがとうございました。季節の変わり目にふさわしい、心温まるプログラムになりました。