自然・つながりプログラム

2026年1月自然つながりプログラム:スノーレポート

日付: 2026年1月24日~25日
場所: 新潟県津南町
参加者:キャンパー41名、引率職員12名、リーダー実習生3名、卒業生1名、みらいの森スタッフ13名
ご協賛企業: コストコホールセール

毎年、みらいの森では新しい一年を新潟での宿泊スノープログラムでスタートします。この2日間のプログラムは、冬ならではの自然と、そこから生まれる冒険心を全身で味わう時間です。2026年の最初のスノープログラムは、4つの児童養護施設から40名以上の子どもたちが参加しました。降り止まない雪に包まれ、白銀世界での大冒険となりました。

今回のプログラムは、参加者の半数以上が中学生で、その多くが過去にもみらいの森のプログラムに参加したことのあるリピーターでした。自然とリーダーシップが生まれ、年上の子どもたちは初参加や年下のキャンパーをサポートし、活動の流れを教えたり、アドバイスをしたりしながら、楽しい雰囲気づくりに貢献してくれました。また、多くの中学生がリーダー実習生と協力し、準備やサポートの裏方作業も手伝ってくれました。

キャンプ場に到着すると、降り続く雪の中で雪を払いながら集合し、オリエンテーションとチーム分けを行いました。朝早く新幹線で移動してきたこともあり、みんなお腹ぺこぺこ。まずはおいしいランチからスタートです。

みらいの森では、食事の時間も含めて、すべての瞬間を大切にしています。昼食は作ってくれた人への「尊重」や自分でよそったご飯を食べ切る「責任」について体験できる時間でもあり、何度も参加しているキャンパーが、少しずつその価値観を身につけていく姿を見ることができました。

昼食後は雪遊びの準備です。スノーウェア、手袋、ゴーグル、帽子などを受け取り、これから2日間はしっかり自分で管理することを確認しました。こうした体験を通して、子どもたちは実体験の中で責任感と自立心を育んでいきます。

そして、いよいよ雪の中で遊びます。そり遊び、シャベルでの雪掘り、雪合戦、雪山登り、かまくら作りなど、遊び方は自由です。施設の垣根を越えて、さまざまなグループが自然に生まれ、雪を通してつながりが広がっていきました。

スノープレイの後は、室内でリラックスしたゲームをしたり、過去のみらいの森の写真アルバムを眺めたりした後、振り返りと夕食の時間を迎えました。

夜には、大人気プログラムであるナイトハイクです。降り続く大雪で道は深く、歩くというより雪の中を泳いでいるような感覚となりました。子どもにとっても大人にとっても、初めての体験となる参加者が多く、冬の自然と向き合う忘れられない時間となりました。

2日目は、キャンパーたちからリクエストの多かったキャンプソング「Peanut Butter and Jelly」からスタートです。英語と日本語の両方で歌い、事前に施設で練習してきた子どもたちが、自信を持って歌ったり踊ったり、時にはリードする姿も見られました。

朝食後は再び雪遊びの時間です。前日の続きを楽しむ子もいれば、新しい遊びに挑戦する子もいました。プログラムの締めくくりには、全員で協力して片付けを行い、レンタルした防寒具の返却や部屋の確認をしました。キャンパーのみで使う部屋だからこそ、チームワークとコミュニケーションが欠かせません。

最後は振り返りの時間と、「5つのバリュー」に特に取り組んだキャンパーを表彰する時間です。勇気、思いやり、リーダーシップ、尊重、責任感の5つのバリューを、スタッフがキャラクターになって紹介し、それぞれのバリューを発揮したキャンパーを推薦しました。選ばれたキャンパーは「自分の頭にキス」をして、自分自身を認めることで内側からの自信を育みます。その後、笑顔や雪まみれの瞬間が詰まった写真スライドショーでプログラムを締めくくりました。

中学3年生のキャンパーにとっては、4月から高校生になる前の「最後のキャンパーとしての参加」となる特別な機会でした。その節目に、全員の前で「どんな大人になりたいか」を一人ひとりに話してもらいました:

8歳の頃からみらいの森に参加してきました。高校では部活を頑張って、困ったときはきちんと人に助けを求められるような大人になりたいです」by キャンパー, 中学3年生

この冒険に満ちた2026年のスタートを支えてくださった、すべてのスタッフとボランティアの皆さまに心より感謝いたします。また、お菓子や、この大雪の中で私たちを温かく元気づけてくれたホットチョコレートをご提供くださったコストコホールセール様も、ありがとうございます。

「普段は子どもたちを目で追いながら過ごしていますが、プログラム中は子どもがどこで何をしているかを気にしすぎることなく、自分自身も他の施設の子どもたちや職員さんと一緒にみらいの森アクティビティを味わうことができました。大人になってから雪山に来て、雪遊びだけに集中して過ごす機会はなかなかなく、貴重で心に残る経験でした。こんな感覚を味わったのは初めてでした。」by 職員さん

「一人でそりに乗って滑るのは少し怖さもありましたが、他施設の職員さんと一緒に滑ったので、とても心強く感じました。普段なかなか会うことのない他施設の職員の方々と、一緒に遊び、話し、笑い合えた時間は、とても良いひとときでした。」by 職員さん