自然・つながりプログラム
2025年6月自然つながりプログラム:クラフトレポートwith フェデックス エクスプレス
日付:2025年6月22日
場所:東京都御嶽
参加者:キャンパー6名、LIT2名、引率職員4名、みらいの森スタッフ9名、スポンサー名
ご協賛企業:フェデックス エクスプレス
6月のクラフトプログラムは、屋内外の両方で創造力を引き出すことを目的に企画されました。キャンプ中、キャンパーたちはチームでも個人でも、自然に囲まれながら多様なクラフト素材を使って自由に表現する時間を楽しみました。日曜日のプログラムを協賛してくださったのはFedEx。素晴らしいボランティアの皆さんも一緒に参加し、みらいの森のプログラムの意義を体感してくださいました。
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プログラムはオリエンテーションからスタートし、年齢や施設の異なる子どもたち、FedExボランティア、みらいの森スタッフが混合チームに分かれて1日を共に過ごしました。アートへの感性を刺激するために、最初は世界各国の様々な工芸やアートの形をテーマにしたクイズに挑戦しました。クラフトは意味や想いを込めることができる表現手段であり、使う道具もさまざまであることを学びました。
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気持ちが創作モードに切り替わったところで、次は実際に手を動かす時間。最初のアクティビティ「ネイチャーアート」では、チームで協力して作品を制作。使えるのはその場に落ちている素材のみ—石、枝、種、落ち葉、そしてハート型の葉っぱも見つかりました!この活動の大切な価値観は「リスペクト(尊重)」。仲間のアイディアに耳を傾けること、そして生きている自然を傷つけずにすでに落ちている素材を使うことがポイントでした。
昼食の前には、各チームが自分たちの作品を発表。タイトルをつけ、どのように作ったのかを紹介し、キャンパーたちが自信を持って発表する良い機会となりました。
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昼食は、日向や木陰でのんびりと。それぞれのチームが混ざり合い、午前中の出来事を共有しながら交流を深めました。
午後は屋内に移動して、創作の第二ラウンド。机の上には色とりどりの素材がずらり—木くず、ビーズ、ポンポン、色紙やテープ、マーカー、毛糸など、無限の組み合わせが広がります。午前中に学んだ「クラフトには意味が込められる」というテーマをもとに、キャンパーたちは自分だけの作品づくりに取り組みました。
この日の人気ツールは「グルーガン」。初めて使うキャンパーもいましたが、楽しみながら挑戦していました。木くずも大人気で、屋外の要素を取り入れたクラフトになりました。
さらに、夏キャンプでよく登場する「ミサンガ」や「ゴッズアイ」を作ったキャンパーも。フェデックス エクスプレスのボランティアに作り方を教える場面もあり、子どもたちのリーダーシップや主体性が光りました。
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最後は全員で振り返りの時間。参加者が少なめだったこともあり、一人ひとりが自分の作品やインスピレーションについて共有することができました。最初から作りたいものが決まっていた子もいれば、素材に触れているうちにアイディアが湧いてきた子もいました。どの作品にも個性があり、皆がみらいの森での思い出を持ち帰ることができました。
フェデックス エクスプレスの皆さま、本当にありがとうございました。皆さまのご支援のおかげで、子どもたちは自分自身を表現し、人とつながり、何かを「つくる」喜びを体験することができました。
「施設では見せないような生き生きした顔を見せていて、リフレッシュ体験になっていると感じました。もっとたくさんの子どもたちにみらいの森に参加してもらいたいと思いました。」by 引率職員
「工作の時間を施設で取れたとしても、ここまで子どもたちと一緒にクラフトに没頭することはできないので、ビックキャンパーとして参加できるとても新鮮な時間でした。」by 引率職員
「午前中のネイチャーアート、午後のクラフトの時間を通して、子どもたちのクリエイティビティに驚かされました。可能性に溢れた将来のリーダーたちと交流することができて、とても刺激を受けました。」by スポンサー
「人生初めてのミサンガを、キャンパーに教えてもらって作ることができました。諦めではいけないよ、という声掛けをしてもらいながら、最後まで作り切ることができました。」by スポンサー
「チームでネイチャーアートに取り組んでいる時に、キャンパーのリーダーが他のメンバーの意見もしっかり聞きながら、アイディアをまとめていく姿が印象的でした。優しい声掛けをしながら、チームを引っ張っていく、素敵な思いやりとリーダーシップでした!」by キャンプスタッフ
「チームリーダーが、自然の中でアートを作っていく中で、生き物を尊重しながらアイディアを膨らませくれたおかげで、世界に一つしかない思い出のアートを作ることができました。」by キャンプスタッフ