卒業生プログラム
2025年11月&12月卒業生プログラムレポート
11月・12月は、年末に向けてイベントが盛りだくさんの、にぎやかであたたかな時間となりました。チャリティランや上映会、パーティやクリスマスプログラムなど、卒業生が集まる機会も自然と増え、久しぶりの再会や新しいつながりが生まれる2か月でした。
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11月は、4名の卒業生がチャリティランにボランティアやランナーとしてそれぞれの立場で参加しました。参加者全員にお渡しした手ぬぐいのデザインという形でイベントを支えてくれた卒業生や、3年連続でランナーとして戻ってきてくれた卒業生もおり、まさに「彼らがいるからこそ」生まれた瞬間で溢れいました。
また、映画を専門に学んでいる卒業生がKEENの皆さんとの対談に登壇し、彼女が監督・脚本を務めた作品の上映も行われました。初めて多くの人に自身の作品を鑑賞してもらう経験を通して、新たな一歩を踏み出した様子が印象的でした。
さらに、例年お世話になっているKIWLのRobさんが表彰された駐日英国大使でのBEMメダル授与式には、みらいの森のスタッフに加え、つながりのある卒業生の一人もご招待いただきました。貴重な場に参加できたことは、彼にとっても誇らしく、心に残るひとときとなりました。
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「初めて自分が監督・脚本をした作品を大勢の方々に見てもらい、良かったと言ってもらえたことがとても嬉しかったです。一方で、自分の作品を見られることへの葛藤にも気づき、少しずつ乗り越えていきたいと思いました。次の作品も頑張ろうと思います!」by 卒業生
12月のウィンターパーティには、過去最多となる9名の卒業生が集まり、嬉しい再会にあふれる時間となりました。今年施設を退所し大学生になった卒業生は、2か月前からプログラムスタッフのサポートを受けながら、当日集まるゲストへ届けたいメッセージを丁寧に考え、準備を重ねてきました。本番では、想いのこもった素敵なスピーチを披露してくれました。
今年のウィンターパーティのテーマは「コラボレーション」。みらいの森という“もう一つの居場所”を通して、卒業生たちは出会いや縁を広げ、協働する機会を重ねています。その中で、支援を受ける側から、届ける側へとマインドがシフトしていく姿を見せてくれたことがとても印象的でした。
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「社会人2年目として、久しぶりにみらいの森に参加し、たくさんの人と再会できて嬉しかったです。仕事で色々と辛いこともあるけれども、みんなから元気をもらって、頑張ろうと思えました」by 卒業生
「初めてのウィンターパーティーに参加し、とても楽しかったけれど、なかなか勇気が出ず知ってるスーパースタッフ、卒業生としか話せませんでした。来年こそはCOURAGEを出して、もっとたくさんの人たちと話したいです!」by 卒業生
その後は、クリスマスをテーマにした施設訪問や自然つながりプログラムが行われました。卒業生がキャンパーの集まる場に顔を出してくれることには、また別の価値があります。顔なじみの卒業生が帰ってきてくれることは、キャンパーにとって未来への希望の光のひとつです。
みらいの森では、キャンプスタッフやスポンサーボランティアの皆さんに、子どもたちにとっての「ロールモデル」として関わっていただいていますが、卒業生もまた、その大切な一部です。より親近感のある存在として、キャンパーに与える影響はとても大きいものがあります。卒業生にとってはみらいの森が「もう一つの居場所」でありながら、彼らは、次の世代へと想いをつないでいく存在でもあるのです。
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「キャンパーがいるプログラムが久しぶりでフレッシュなパワーをたくさんもらいました!来年の目標を伝えられるいい機会で、さらに頑張ろうと思える日でした!」by 卒業生
2025年も、多くの卒業生がそれぞれの成長を見せてくれました。来年も、一人ひとりが自分らしく人生を謳歌できるよう、引き続きサポートしていきます。 今後とも、みらいの森への温かいご支援・応援をどうぞよろしくお願いいたします。









