サマーキャンプ
2026年サマーキャンプレポート
開催地: 宮城県
参加者: キャンパー89名、LIT4名、卒業生1名、施設職員32名、キャンプボランティア・スタッフ27名(全3回)
日付: 第1回:8月7日〜11日 / 第2回:8月14日〜18日 / 第3回:8月21日〜25日
ご協賛企業: Morgan Stanley、Adobe、KIWL、Public Resource Foundation、Avery Dennison、Equipment Japan、Patrick Achache、Tokyo Canadians Hockey Club
物品寄付: Costco、Blue Owl Capital
2026年のサマーキャンプが無事終了しました!
今年は3回のキャンプを通じて、9つの施設から約90名のキャンパーを迎え、自然の中での5日間の冒険と成長の場を創り上げました。
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1回目のキャンプでは、2013年から継続的にご参加いただいている施設から、夏にしか会えない懐かしい顔ぶれの東北の施設の子どもたちを迎えました。2回目のキャンプでは、コロナ禍で一時途絶えていたご縁が再び繋がり、関東の施設から多くの新しいキャンパーが参加してくれました。初めての体験すべてに目を輝かせ、何でも挑戦してみようとする姿は、私たちに元気を与えてくれました。3回目のキャンプはリピーターのキャンパーが最も多く、中学生キャンパーも多かったため、年下のキャンパーたちへのリーダーシップやロールモデルとして活躍する場面がたくさん生まれました。
2026年の新たな取り組み
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- フルタイムのプログラムマネージャーの加入
新しくフルタイムのプログラムマネージャーが加わったことで、各アクティビティを支えるコアチームがより安定したものになりました。これまで以上に丁寧な企画ができるようになり、一人ひとりのキャンパーと向き合う時間も増えました。今後さらに多くの子どもたちを迎えていくための土台作りにもつながっています。 - セーフガーディングの強化
昨年、新しいセーフガーディング方針を本格的に導入し、そこで得たフィードバックをもとに、今年はさらなる改善を行いました。施設職員向けのセーフガーディングに関する説明会、こども家庭庁の内容を取り入れたコアスタッフ向け研修、アクティビティごとの安全確認、そしてより強固な対応体制を整えました。 - 中学生への特別なアプローチ
中学・高校という時期は、私たちが支援する子どもたちにとって大きな転換期です。どんなに忙しくなっても、みらいの森を身近な存在として活用し続けてほしいという思いから、キャンパーからLIT、そして卒業生へと続く道のりを見据え、今年は特に中学生との関わりを大切にしました。リーダーシップを発揮できる役割を任せたり、今の生活や目標、悩みについて、より深く実りのある対話をする機会を大切にしました。
アクティビティハイライト
今年は天候に左右された場面も多く、予定や順番を変更して開催するアクティビティもありました。自然の予測不可能さを改めて実感する機会となり、スタッフもキャンパーも状況が変わっても前向きでいることの大切さを学ぶ良い機会となりました。以下、今年のアクティビティハイライトをご紹介します。
沢登
8kmにおよぶこのハイキングは、心身ともに挑戦が続き、キャンパー一人ひとりに異なる成長の機会をもたらします。水が好きな子は、さらなるクライミングやジャンプに挑戦し、時には不安そうな仲間を助ける場面を見ることもできました。水が少し苦手な子は、自分なりの方法で歩き方を見つけながら、勇気を出して沢の中を進んでいきます。すべての子どもにとって、周りの人と新しい形で交流し、新しい自分を発見し、大きな感情と向き合う経験になります。毎年多くのキャンパーが楽しみにしているアクティビティの一つであり、やり遂げた後の誇らしげな表情は格別です。子どもたちの頑張りが、自分たちの予想を超えていく姿を見る施設職員たちの誇らしさも、また特別です。
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「サマーキャンプには何度か来ているけれど、今年は雨で川の水位が高かったので、新しいスポットで遊びました。滝の滑り台を滑ったり、ジャンプスポットまでロッククライミングをするのがとても楽しかったです!」キャンパー、小学6年生
「去年はジャンプできなかったけど、今年はレベル1に挑戦できました!来年はレベル2に挑戦したいです。今日は勇気をテーマに取り組もうと決めていたので、怖かったけど頑張れて嬉しかったです。」キャンパー、小学3年生
アウトドアクッキング
このアクティビティでは、みんなで一つのメニューを作り上げます。丸鶏と野菜のダッチオーブン料理と、そしてデザートのアップルクランブルです。キャンパーはチキン、ベジタブル、アップル、ファイヤーの4チームに分かれます。チーム分けはスタッフが決めるのではなく、キャンパー自身が選びます。誰かのために自分の第一希望を譲る思いやりや、仲間を集めるリーダーシップを自然と体験してもらうためです。 チーム決めのあとは、責任感を持って自分たちの役割を果たし、夕食を完成させることが目標です。多くのキャンパーにとって、キッチン作業を手伝うことは初めての経験となるため、安全に体験できるよう、経験豊富なスタッフが安全に配慮しながら、一緒にサポートします。それぞれのチキンが独自の味になり、野菜もチームによって切り方が違います。自分たちの工夫が食事に反映されているのを見て、誇らしさを感じたり、次回はどうしたいかを考える時間になります。みんなで夕食を囲む時間はいつも特別です。
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「生の鶏肉に初めて触れて、一から調理する過程を学びました。鶏肉をマッサージしすぎで手が疲れちゃいました!」キャンパー、小学1年生
「最初はデザート作りのアップルチームに入りたかったけど、その枠を他の人に譲ってベジタブルチームに入りました。思っていたより大変だったけど、色々な種類の野菜を切って、玉ねぎをできるだけ細かく切ることに挑戦しました。」キャンパー、小学3年生
ワールドツアー
多様性はみらいの森が大切にしているツールの一つで、ワールドツアーはそれを体現するアクティビティです。さまざまなバックグラウンドや旅の経験、趣味を持つスタッフが、それぞれ自分の選んだ国や地域を紹介します。音楽、伝統的なゲーム、言語、スポーツなどを通じて、自分たちの物語を伝えながら、キャンパーたちに新しい世界を届けます。キャンパーや施設職員の皆さんが、新しい考え方や生き方、話し方に触れ、「もっと旅をして学びたい」という気持ちを持ってアクティビティを終える姿を見られることが、私たちにとって大きな喜びです。最後は世界各国のお菓子を試食し、新しい味や食文化に触れる「ワールドスナックツアー」で締めくくります。
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「キャンプスタッフがどうやってたくさんの言語を学んだのかを聞くのが面白かったです。私も新しい言語に挑戦してみようかなと思いました。」キャンパー、小学4年生
「オーストラリアのベジマイトをクラッカーにのせて初めて食べてみました。今まで見たことも味わったこともない味でした!」キャンパー、小学4年生
「オランダの民族衣装を着てみました。木の靴がとても歩きにくかったです!」キャンパー、小学3年生
モリンピック
みらいの森オリンピック、通称「モリンピック」は、チームワークをテーマにしたアクティビティです。さまざまなスキルを必要とするゲームを通して、スポーツマンシップとコミュニケーション力が試されます。体を動かすチャレンジ、英語のチャレンジ、チームで協力して考えて絵を描くチャレンジなど、それぞれのキャンパーが自分の得意分野で輝き、チームポイントに貢献しながら、一つの目標に向かってチームで取り組むことの意味を学びます。施設職員の皆さんも参加し、時には子どもたち以上に楽しんでいることもあります。最後は表彰式で締めくくり、優勝トロフィーに加え、ベストキャンプスピリット賞、ベストチームワーク賞、元気いっぱい賞、クリエイティビティ賞などが贈られます。
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「モリンピックで自分のチームが優勝したことは絶対に忘れません!スポーツが本当に好きなので、恥ずかしがり屋だけど、ゲームのコツをみんなに伝えました。頑張ってよかったです!」キャンパー、小学4年生
「リレーのとき、私のチームが最後になってしまったけど、ゴールするまでみんなが応援してくれました。途中で諦めそうになったけど、みんなの優しさのおかげで頑張り続けることができました。」キャンパー、小学6年生
キャンプファイヤー
最終日の夜には、特別なキャンプファイヤーで締めくくります。LITが火を灯し、みんなでキャンプソングを歌った後、一人ひとりが順番にキャンプについての振り返りを話します。キャンパーたちは年齢に関わらず、大人たちの予想を越えた深い振り返りを見せてくれます。2、3年前は人前で話すことができなかったキャンパーが、今年初めて発言できたことも、成長を物語る何よりの証です。
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「友達を作るのが得意ではないのですが、今年のサマーキャンプでは自分でも驚くくらい頑張れました。キッチンのお手伝いから、キャプチャー・ザ・フラッグ、沢登りまで、初めてでしたがたくさんの新しい友達と楽しい思い出を作ることができました。この『勇気』を持ち帰って、みらいの森で出会った人たちとのつながりを大切にしていきたいです。」キャンパー、中学1年生
「去年よりもキャンプファイヤーの歌を覚えていて、みんなで大きな声で歌えたのがとても楽しかったです。」キャンパー、小学6年生
サマーキャンプ終了式
アドベンチャーウェーブ体験学習の流れに沿って、5日目はクロージングセレモニーでキャンプを締めくくります。キャンプでの成長を振り返った後、キャンパーは5つのキャンパーバリュー「勇気・思いやり・リーダーシップ・尊重・責任」の中から、キャンプ後の日常生活でも大切にしていきたいバリューを一つ選びます。その証としてキーホルダーを持ち帰ります。
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「学校に戻っても『勇気』を大切にしたいです。答えがわかっていても、声に出すのが怖くてなかなか手を挙げられないけれど、少しずつ発言できるようになりたいです。」キャンパー・小学1年生
「自分のことばかり考えてしまい、施設でほかの人に優しくできないことがあるので、人を思いやる気持ちを大切にしたいです。」キャンパー・小学2年生
「日常生活に戻っても『尊重』を意識したいです。自分と意見の違う人がいても、ちゃんと話を聞いて理解して優しくしたいです。」キャンパー・小学2年生
また、毎回のキャンプで1~2名のキャンパーに「キャンパー・オブ・ザ・キャンプ」賞を贈ります。すべてのバリューにわたる成長を見せ、キャンプの精神を体現したキャンパーへの心を込めた表彰です。
さらに今年新たに始めた伝統が「Last Camp as a Camper」証書です。中学校3年生のキャンパーに贈られるもので、高校生としてキャンプに戻ってくるときはLITとしての参加となります。この証書は、みらいの森コミュニティとのつながりを続けてほしいという想いと、これまでのキャンパーとしての歩みを称える意味を込めています。
このサマーキャンプは、ボランティア、施設職員の皆さん、スポンサー、そして物品をご寄付いただいた皆さまのご支援とご尽力により実現しました:
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皆さまとともに、すべての子どもたちが自信を持って次の一歩を踏み出せるコミュニティを、これからも共に築いていきたいと思っています。
「キャンプ初日はすごく雨が降ったけど、私はそれが大好きでした!雨の音や雨の中で遊ぶのが好きなんです。普段はなかなかできないことなので、サマーキャンプの楽しいスタートになりました。」キャンパー、小学3年生
「サマーキャンプは初めてで、新しい虫を捕まえたり、新しい食べ物を食べたり、新しい友達を作ったり、毎日必ず何か新しいことに挑戦できたと思います!」キャンパー、小学6年生






































