リーダーシップと自信

小学5年生の頃からみらいの森キャンプに参加しているみずほは、自信が持てず、何事にも消極的な子どもでした。サマーキャンプに毎年参加する中で、まずキャンプに参加するということに自信をつけていきました。初めは周りに合わせてばかりでしたが、本人なりに周りを引っ張り、みんなで協力して頑張ろうとする姿など、さまざまな面で成長していく姿を見ることができました。

そんなみずほは中学生になり、1年生の時にはクラスの副委員長や学年執行部に立候補し、自らみんなの前に立って活動しました。2年生になった最近では、学校の生徒会役員に立候補し全校生徒の前で頑張っています。施設生活が長く、あんなに消極的だったみずほにとって、みらいの森キャンプに継続的に参加してたくさんの仲間やスタッフの方々と出会えたこと、たくさんの経験をさせていただけたことが自信に繋がったように感じています。

また、みらいの森のスタッフの方々は、継続的にキャンプに参加している、みずほ以外の子どもたちのことも覚えてくれています。自分を覚えてくれている、見てくれているという実感だけでも施設に暮らす子どもたちにとってはとても勇気づけられるものであり、自己肯定感に繋がると思います。

みらいの森のスタッフの皆さんには、どんな子どもたちの姿にも親身に寄り添っていただいています。それは、子どもたちの自信に繋がるだけでなく、職員も勇気づけられており、感謝の気持ちでいっぱいです。

(引率職員の方からの声)