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私が支援する理由 vol.1 ロブ・ウィリアムズさん
シリーズ第1回: Knights in White Lycraの共同創設者、ロブ・ウィリアムズさんのストーリー
10周年を迎えたみらいの森では、多方面から継続的にご支援いただいているみなさまにインタビューをさせていただき、みなさまの「想い」をお届けしています。共に歩んできた大切なパートナーさんとして、みらいの森との出会いや、継続的にサポートいただける理由など、これまでの軌跡を振り返りました。
第1回目のゲストとして、ロブ・ウィリアムズさんをお招きし、KIWLが「みらいの森」を応援し続ける理由を語っていただきました。ロブさんはAP Advisorsのシニアアドバイザーであり、2013年に、東京を拠点にスポーツイベントを通じてサポートが必要な子どもたちのために資金調達を行うKnights in White Lycra(KIWL)を共同設立しました。彼はサイクリングに情熱を注いでおり、スポーツを通じて、みらいの森や私たちが支援する子どもたちとコネクションを感じることができたそうです。また、KIWLを通し、サポートが必要な子どもたちの支援のためにファンドレイジングを行うことも熱心に取りくんでおり、2023年も、KIWLチームとしてみらいの森を支援してくれています。
あなたの情熱についてお聞かせください。
サイクリングは、私の人生です。たとえKIWLが存在しなかったとしても、サイクリングは私の趣味であり、情熱であることに変わりはないでしょう。サイクリングはKIWLの全てではありませんが、KIWLが存在するようになったのは、サイクリングがあったからです。KIWLを通じて、自転車に乗ったことのないKIWLの人たちがトレーニングし、支援する団体のために、500kmライドのような大きな挑戦を成し遂げる姿を見ることにとてもやりがいを感じます。サイクリストの中には初心者もいるので、彼らが500kmを走れるような人に成長するサポートをできることは、素晴らしいことです。
KIWLとして支援するNPOを選ぶ基準は何ですか?
毎年、KIWLとして年間を通してサポートするチャリティ団体を選んでいます。基準としては、まず、子どもたちのために活動していること。2つめは、日本の子どもたちのために活動していること。そして3つめは、支援される子どもたちの状況です。ひとり親家庭なのか、児童養護施設で暮らしているのか、どうすれば子どもたちが不利な立場にならないように私たちがサポートできるのか、を基準としています。また、チャリティ団体については、いつから活動しているのか、毎年スポンサーを集めることができているのか、などを見ます。また、組織のガバナンスや運営・財政の透明性なども考慮します。KIWLとしては、支援の行方が見えるようなチャリティを支援したいと思っています。
みらいの森とはどのように出会ったのですか?
KIWLが2011年の東日本大震災で被災された方々への支援を開始した頃、私たちはKIWLが1回限りのイベントではなく、長期的な活動を行う必要があることに気づきました。2016年に、継続してサポートできる団体を探していた時に、「みらいの森」に出会い、みらいの森が私たちが最初に見つけた子どものためのチャリティーでした。
サマーキャンプやクリスマスプログラムなど、みらいの森のプログラムを実際に体験してどのように感じましたか?
みらいの森のミッションは、子どもたちを継続的にサポートすると同時に、子どもたちがより良い人生を送れるような「生きる力」を身につけてもらうことです。どんな種類のスキルであっても、みらいの森に参加することで、他では得られないような何か特別なもの体験することができるはずです。
今年もみらいの森を支援先として選んだ理由は、アウトドア、子どもたち、ガバナンスの3つのポイントに触れているからです。
以前協働した際に、500kmのライドを終えて子どもたちに会ってみて、子どもたちと心のつながりを持ち、信頼を得るには時間がかかることがわかりました。
また、今はダイバーシティが重要な時代です。スタッフやボランティアがさまざまなバックグラウンドを持っていることも、みらいの森の特徴のひとつです。みらいの森は、子どもたちにグローバルな思考をもってもらうきっかけとなります。
最後に一言
KIWLを代表して、「みらいのもり」の10周年をお祝いします!KIWLも同じく今年で10周年を迎えました。私たちは、みらいの森が支援する子どもたちのために、今年もパートナーシップを継続できることを嬉しく思います。
みらいの森では、子どもたちが継続してプログラムに参加することに大きな意義があると信じています。子どもたちが安心して学び、成長できる場を提供し続けるためには、皆さまからの継続したご支援が必要です。
子どもたちの成長を一緒に見守り、生きる力を身に着ける機会を子どもたちに提供し続けられるよう、マンスリーサポーターとしてみらいの森コミュニティーに加わっていただけないでしょうか?
今後も、1人でも多くの子どもたちの幸せで実りある成長と自立を支援していけるよう、皆さまのご支援をお願いいたします。