自然・つながりプログラム

2026年6月自然つながりプログラム: ネイチャークラフトレポート with Morgan Stanley

日付:2026年6月21日(日)
場所:東京都御岳
参加者:キャンパー13名、LIT4名、施設職員4名、みらいの森スタッフ9名、スポンサー7名
ご協賛企業:モルガン・スタンレー

毎年6月、梅雨の季節が訪れる頃、みらいの森の自然つながりプログラムは、御岳でのネイチャークラフトデイを開催します。屋内も屋外も、まるごと大きなキャンバスに変えてしまう特別な一日です。今回は、リピーターも初めて参加する子どもたちも合わせて幅広い年齢のキャンパーが集まり、スポンサーであるモルガン・スタンレーからボランティアの皆さんにご参加いただきました。その中には、以前にもボランティアとして参加し、キャンパーたちの成長を間近で見守ってきた方々もいました。

オリエンテーションから始まり、キャンパーたちはその日のチームに分かれました。最初は知らない人と一緒のチームになることを恥ずかしがったり、緊張したりするキャンパーもいますが、一日が進むにつれて少しずつ心を開いていく様子が見られることは、私たちにとって何よりも嬉しい瞬間です。時には一度のプログラムだけでは変化が見えないこともあります。継続して支援することの大切さと、時間をかけて築いていく信頼関係の意味を改めて教えてくれます。

各チームはチームリーダーとクラフトにまつわるチーム名を決め、素材や道具についてのアイスブレイククイズからスタートしました。キャンパーたちは自分の知識や経験をシェアしながら、クラフトの歴史や世界各国の工作についての新しい発見がありました。

気持ちがクラフトモードに切り替わったところで、午前中は屋外へ向かいました。テーマは「ネイチャーアート」です!葉、枝、石、川の流れ、土など、自然の中で見つけたものだけを使い作品を作る世界のアーティストたちを紹介しました。また、ネイチャーアートは永遠には残らないものであることについても触れました。自然が変化していく中で、アートもまた自然とともに新しいものへと変わっていくのです。

そんな気持ちを胸に、各チームは地面に落ちている素材だけを使い、生き物や植物への「尊重」を大切に作品づくりに取り組みました。素材を集めるのにも、それらを組み合わせるのにも、チームワークが必要でした。動物園、ハート型の石の塔、ネイチャーモンスター、そしてお寺まで、それぞれ大きさもテーマも物語も異なる作品となりました。

お弁当は屋外で、自分たちが作った作品を囲みながら食べました。近くを流れる多摩川のせせらぎが心地よく響いていました。

お昼の後は室内に戻り、個人のクラフト制作タイムです。キャンパーの中には、外で集めた素材を室内の作品に取り入れる子もいました。毛糸、ビーズ、モール、木製のアルファベットや数字、コットン、鈴、フェルト、フォームボードなど、たくさんの素材が並ぶテーブルが用意され、どの素材も使い方は無限大で、キャンパーたちの創造力が存分に発揮されました。

この日のハイライトの一つは、竹と木材のカットステーションで、木の輪切りや竹の輪を切ったり、竹笛やシェイカーを作ったりと、個性あふれるダイナミックな作品を生み出しました。

「みらいの森で出会った友達と、手作りの人形を交換できて嬉しかったです。」 キャンパー、小学5年生

「フェルトと目玉シール、EVAを使っててるてる坊主を作りました。お気に入りの色の三つ編みで飾りました。」 キャンパー、小学4年生

「竹で笛を作りました。穴を開けて紐を通して、首にかけられるようにしました。」 キャンパー、小学2年生

チームの一員として、そして一人のアーティストとして、創造性あふれたこの一日をみんなで振り返りながら締めくくりました。キャンパーたちは互いの作品を誇らしげに披露し、部屋を飾るために、大切な人へのプレゼントに、あるいはみらいの森での一日の思い出として、それぞれ作品を持ち帰る準備をしながら嬉しそうにしていました。

このプログラムを支えてくださったモルガン・スタンレーの皆さま、すべてのボランティアの皆さんに、改めて心より感謝申し上げます。

「迷惑をかけるのではと心配していたキャンパーを、遂に連れてくることにしました。朝は緊張している様子でしたが、予想以上に積極的に、他の施設の子と仲良くしていて、新しい一面が見れて安心しました。子どもたちの普段見る機会のない姿を見る機会に、みらいの森はすごく良いなと思いました! 」職員さん

「子どもたちが作る工作の多様さに感心しました。写真からインスピレーションを得て自分らしくアレンジする子もいれば、最初からアイデアを持って参加する子、まったく新しいことに挑戦して、うまくいかなくても工夫を重ね、やり直しながら満足できるものを作り上げる子もいました。子どもたちが自分自身に対して焦らず、その過程を楽しむための時間を与えられることをうれしく思います。」 キャンプスタッフ