自然・つながりプログラム

2026年5月自然つながりプログラム: きこりレポート with Morgan Stanley

日付:2026年5月23日(土)
場所:東京都高尾
参加者:キャンパー22名、LIT3名、引率職員11名、みらいの森スタッフ16名、スポンサーさん12名
ご協賛企業:モルガン・スタンレー

5月、きこりプログラムに向けて、5つの児童養護施設から22名の元気なキャンパーたちが高尾に集まりました。初めての体験にワクワクしている小学生も多く、みんなで大自然の探検とチームワークを楽しんだ特別なひとときとなりました。

この素晴らしい一日を支えてくださったのは、キャンパー、LIT、そして卒業生たちに寄り添い、長年にわたり温かい支援を続けてくださっているパートナーのモルガン・スタンレーのみなさまです。当日は12名のエネルギッシュな社員の皆さまがボランティアとして参加してくださいました。みらいの森プログラムに初めてご参加くださった方もいれば、これまでの経験を活かして大活躍してくださったリピーターの方々もいらっしゃいました。

プログラムは、普段はみらいの森のスタッフが行うウェルカムスピーチから始まります。ところが今回はあるキャンパーが誇らしげにその役に挑戦したいとのこと!。彼は事前に練習を重ねて、全員の前で見事な英語と日本語でウェルカムパフォーマンスを届けてくれました。

オリエンテーションでは、様々な年齢や施設のキャンパー、みらいの森のスタッフ、そしてモルガン・スタンレーのボランティアのみなさまが交ざり合い、多様性に富んだチームが結成されました。各チームでは英語を交えた自己紹介を行い、キャンパーの中からチームリーダーを選びました。普段なら率先してリーダーになるリピーターのキャンパーたちが、新しいキャンパーにリーダーの機会を譲っている姿はとても微笑ましいものでした。仲間を優しく導き、サポートすることで新たなリーダーシップのあり方を見つけていました。

「普段は『リーダータイプ』だと思っていなかった子が、チームの中でリーダーシップを発揮している姿を見て、とても胸を打たれました」by 職員さん

プログラムパートナーである、森と踊るのみなさまとともに、何度も高尾を訪れていますが、この日は初めての竹林エリアへと足を踏み入れました。その森は、倒れた竹や古い竹が密集しており、日光が遮られ、新しい植物が育ちにくい状態でした。

きこりパートナーさんから安全対策や作業の手順について説明を受けた後、チームごとに2セットの剪定バサミ、ノコギリ、そして熊よけの鈴が1つずつ配られました。みんなが道具を使いたがっている様子でしたが、話し合いながら、午前と午後で担当を分けるなど、思いやりをもって解決策を見つけていました。

道具を手に、それぞれのチームは草木の生い茂る竹林へと進んでいきました。目の前に広がる光景に、やるべきことの多さを実感しながらも、チームごとに作戦を練り、作業エリアを決め、森の生態系をしっかりと守るために、きこりパートナーさんに計画を確認してもらいました。

そして、いよいよ本格的な作業がスタート!キャンパーとボランティアのみんなが力を合わせ、古く密生した竹を切り倒し、枝や葉を整え、伐採した竹をきれいに積み上げ、雨水が森を正しく流れるように自然の通り道を整えました。

「初めて竹を持ったけど、思ったより軽かった!キャンパーの僕たちだけでも運ぶことができた!」by キャンパー、小学4年生

「森の中でたけのこを見つけた。自然の中で育っているのを見るのはかっこよかったし、自分一人できれいに掘り出すことができた!」by キャンパー、小学2年生

午前中にしっかりと体を動かした後は、森の中で待ちに待ったピクニックスタイルのランチタイムです。初めてみる食材にも、勇気を出して挑戦するキャンパーの姿も見られました。

午前中の練習の成果が表れ、午後の作業はさらにスムーズに進みました。道具を譲り合い、役割を交代しながら作業を行いました。中には、自分たちのチームの枠を超えて周りに目を配り、全体の目標を達成するために手助けをするキャンパーの姿も見られました。

「去年のきこりプログラムにも参加したけど、その時は木を切りました。今回は竹だったから思ったよりずっと難しかったけど、チームのみんなと一緒にたくさん切ることができました!」 by キャンパー、小学3年生

「一番楽しかったのは、斜面を滑り降りたこと!高い山を歩いて下りるのは怖かったけど、楽しい下り方を見つけたよ!」 by キャンパー、小学2年生

一日が終わりに近づき、振り返りの時間のために山を下りました。キャンパーも職員のみなさんも、勇気を出して全員の前に立ち、それぞれの想いを発表し、その内容をみんなでジャーナルに書き留めました。

「初めて連れてきた小学校低学年のシャイな子どもが、初めましての他のホームの子どもたちと上手に交流できるか不安でしたが、きこりの活動を通して打ち解けていき、楽しそうな表情を見せてくれました。また参加したいと笑顔で教えてくれたので、2人で勇気を出して参加してよかったです!」by 職員さん

キャンパーたちと共に汗を流し、この一日を大成功へと導いてくださったモルガン・スタンレーのみなさま、そして熱意あふれるボランティアのみなさまに、改めて心より感謝申し上げます。竹林の中に切り開かれた新しい道と、キャンパーたちの心の中に芽生えた新しい変化が、これからどのように成長していくのか本当に楽しみです!