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私が支援する理由 vol.10 Joseph Tameさん

シリーズ第10回:プロボノパートナー、Joseph Tameさんのストーリー

10周年を迎えたみらいの森では、多方面から継続的にご支援いただいているみなさまにインタビューをさせていただき、みなさまの「想い」をお届けしています。みらいの森と共に歩んできた大切なパートナーさんとして、みらいの森との出会いや、みらいの森のアウトドアプログラムの魅力など、これまでの軌跡を振り返りました。

今回インタビューにご協力いただいたのは、2023年の1年間みらいの森プログラムに同行いただき、さまざまなシーンをカメラに収めていただいた、東京を拠点にするクリエイティブ・エージェンシーのジョセフさん。大自然の中での私たちの活動をカメラに収め、スタッフの声と一緒に、サポーターのみなさまによりリアルにキャンプマジック溢れる活動の様子をお届けすることができるようになりました。

みらいの森を継続的にご支援いただいている想いついて教えていただきました。


WildTameという、コンテンツ制作の事業をはじめたきっかけを教えてください。

最初にコンテンツを作り始めたのは、職場の同僚とポッドキャストに取り組むところからでした。ときには低画質のカメラを使ってインタビューすることもありました。 友人がエントリーしてくれた2009年の東京クォーターマラソンで、自分が走っている様子をストリーミング配信してから、さらにコンテンツを作りたいと思うようになりました。当時はソーシャルメディアが流行り始めた頃で、長い距離を走るのは大変ですが、見ている人がいれば頑張って走れると思い、iPhoneを頭につけて走りました。ストリーミングの視聴者からの反応を見て、私はコンテンツ作りにさらに力を入れることを決意し、縁あって数年かけてコンテンツ制作をビジネスにすることができました。

みらいの森をサポートしようと思ったのはなぜですか。

こずえが私たちに声をかけてくれて、みらいの森について話をききました。みらいの森のミッションに共感したと同時に、私たちの得意とするスキルが活かせるプログラムだと感じました。また、私たちのチームが子どもたちと一緒に活動する機会もあり、これは、私たちにとって、新しい経験になると思ったからです。

みらいの森サマーキャンプやスノープログラム、そしてきこりプログラムを映像に収めてみて、感じたことはありますか。

全てのプログラムにて、素晴らしい時間を過ごさせてもらいました。日常生活とは異なった、子どもたちが安心できる環境を作り出す、みらいの森チームのスキルには本当に感動しました。 みらいの森は子どもたちが安心して、普段は自信が持てないような新しいことにチャレンジできる空間を作り出しています。子どもたちの今後の人生にとって貴重な思い出が作られていることは間違いありません。私たちも、このような経験を創り出すチームの一員になれて光栄でした。

みらいの森をサポートする中で、特に思い出に残っている出来事はありますか。

スノープログラムのとき、ジェフがナイトハイクに連れて行ってくれました。電灯はなく、雲間から差し込む月明かりだけでした。気が付けば私たちは肩まで埋まるほどの深い雪の中をかき分けて泳いでいるようで、とても楽しく、チャレンジングで、迫力がありました。そして丘の頂上で、みんなで大きな輪になって寝転び、降り積もる雪を見上げ、静寂に包まれました。子どもたちも、LITも、大人も、雪の音しか聞こえない場所に横たわり、静寂の中で特別な時間を共有したときは、信じられないような気持ちでした。年齢や生い立ち、それぞれが歩んできたストーリーに関係なく、私たちはみんなつながっていて、この地球の一部なのだと感じました。とても特別な時間を過ごさせてもらいました。

みらいの森10周年にあたって、何かメッセージはありますか。

みらいの森チーム、そしてそれを支えるサポーターやパートナーの方々には、本当に熱いものを感じます。みらいの森の活動は、まっすぐに、そして熱心に子どもたちや若者に向き合うことで、彼らの人生にポジティブな影響を与えることができるという素晴らしい例であり、それは彼らの人生だけでなく、彼らが接するすべての人々やその子どもたちの人生にも影響を与えるだろうと思います。そのような活動を続けてきたみらいの森の、この10年の取り組みに対して心からの拍手を送るとともに、次の10年でのさらなる活躍をとても楽しみにしています。


みらいの森では、子どもたちが継続してプログラムに参加することに大きな意義があると信じています。子どもたちが安心して学び、成長できる場を提供し続けるためには、皆さまからの継続したご支援が必要です。

子どもたちの成長を一緒に見守り、生きる力を身に着ける機会を子どもたちに提供し続けられるよう、マンスリーサポーターとしてみらいの森コミュニティーに加わっていただけないでしょうか?

今後も、1人でも多くの子どもたちの幸せで実りある成長と自立を支援していけるよう、皆さまのご支援をお願いいたします。

シリーズ第1回:Knights in White Lycraの共同創設者、ロブ・ウィリアムズさん

シリーズ第2回:みらいの森プログラム卒業生、れいなさん

シリーズ第3回:みらいの森共同設立者・イングリッシュアドベンチャー代表、デイブ・パドックさん

シリーズ第4回:英会話ハイキングガイド、鈴木亜希子さん

シリーズ第5回:みたけレースラフティング、柴田大吾さん

シリーズ第6回:みらいの森プログラム卒業生、かっぴー

シリーズ第7回:児童養護施設職員、伊丹大輔さん

シリーズ第8回:森と踊る、三木一弥さん

シリーズ第9回:翻訳ボランティア&マンスリーサポーター、Anne Smithさん