ブログ

私が支援する理由 vol.12 みらいの森理事

シリーズ第12回最終回:みらいの森理事ダンさん、ジェフさん、ヒルダさんのストーリー

10周年を迎えたみらいの森では、多方面から継続的にご支援いただいているみなさまにインタビューをさせていただき、みなさまの「想い」をお届けしています。みらいの森と共に歩んできた大切なパートナーさんとして、みらいの森との出会いや、みらいの森のアウトドアプログラムの魅力など、これまでの軌跡を振り返りました。

シリーズ最終回となる集大成のインタビューにご協力頂いたのは、みらいの森の理事である3名、ダン・コックスさん、ジェフ・ジェンセンさん、そしてヒルダ・チャンさんです。

みらいの森の理事は、アウトドアを通じて子どもたちの夢の実現を支援するという私たちの使命を継続的に果たすために重要な役割を果たしています。インタビューを通して、彼らのみらいの森への情熱や想いに迫りました!


みらいの森の魅力とはどんなところですか?

ヒルダ:みらいの森は、 サポートを必要とする子どもたちに希望や自信を与え、社会にポジティブな影響を与えているところだと思います。

 ダン:そしてそのポジティブな影響を生み出すため、私たちのミッションに共感してくれる、とてもユニークなチームがあります。ボランティアや個人の寄付者の方から、企業スポンサー、キャンプスタッフ、理事まで。私たちは素敵な方々に恵まれ、子どもたちに対する強い想いを持って活動しています。

ジェフ:それに加え、みらいの森の特徴といえば、子どもたちへの継続的なサポート、生きる力を伝える取り組みです。私たちはその場限りの経験ではなく、継続的な関わりを大切にしていします。当初から、子どもたちの可能性を信じ、彼らが自主的に考える力を身につけ、自然を大切にしたいという気持ちを育んできました。そして活動を続けて10年という月日が過ぎ、私たちのコミュニティは家族のように成長しました。

 みらいの森の子どもたちとの一番の思い出は何ですか?

ジェフ:子どもたちとの思い出は数えきれないくらいあるので、一つだけ選ぶのは難しいです!自然の中で行うプログラムで、彼らの明るい表情を見るのも、経験や学びを通して成長する姿を目の当たりにするのも、単に一緒に笑ったり話を共有するのも、どの瞬間もそれぞれが特別です。ハイキングや沢登りなどの元気いっぱいな活動から、クラフトやキャンプファイヤーなどの静かな時間までも、全てが大切な活動であると感じると同時に、 チームの一員として活動できることを誇りに思います。

ヒルダ:私も1つだけ選ぶのは難しいのですが、一番記憶に残ってるのは、雪板プログラムです。子どもたちは雪板を通して冬のアウトドアを体験し、日常とは違う、新しい経験をすることができました。 最後には、子どもたちがみんな喜んで「ありがとう」と言ってくれたので、個人的にはとてもやりがいを感じました。

ダン:私も雪プログラムです!苗場スキー場で初めてスノーシュー・プログラムの開催を手伝ったときのことは、今でも忘れられません。私たちのプログラムが子どもたちへもたらす影響力の大きさと、たくさんの楽しさを届けることができるのだと肌で感じました。

みらいの森の理事としての活動を後押しするものは何ですか?

ヒルダ:子どもたちは社会の未来を代表する存在です。 次世代をサポートすることで社会にポジティブな影響をもたらすことができるのであれば、それはとても価値のあることだと思っています。

ジェフ:私もそう思います。私たちのプログラムの影響力の大きさには私自身も驚かされたことがあります。その影響力は、子どもたちだけでなく、私たちが共に築いてきたコミュニティ全体にも伝わっています。キャンプスタッフやボランティアの方々、サポーターのみなさん、児童養護施設の職員さん、卒業生、そして私たちが支援する子どもたちにプラスの影響を与えている瞬間を、実際に目にしているからこそ、この活動を支援し続ける原動力となっています。 

ダン:私も2人に同感です。それに加えて、子どもたちが自信を持った大人に成長するためには、誰もが強いつながりを必要としていると思います。学校の先生や友達、児童養護施設の職員さんとの人間関係はもちろん、自然との関係を築くことが重要です。 子どもたちは自然が大好きで、自然との関係を通して自分自身についてよりよく学ぶことができます。 みらいの森は、子どもたちにとって、そして地球の未来にとっても重要な、自然とのつながりを育む手助けをしている数少ない団体のひとつです。今後の団体の発展が、理事としてもとても楽しみです!

(10周年記念ウィンターパーティ2023年より)


みらいの森では、子どもたちが継続してプログラムに参加することに大きな意義があると信じています。子どもたちが安心して学び、成長できる場を提供し続けるためには、皆さまからの継続したご支援が必要です。

子どもたちの成長を一緒に見守り、生きる力を身に着ける機会を子どもたちに提供し続けられるよう、マンスリーサポーターとしてみらいの森コミュニティーに加わっていただけないでしょうか?

今後も、1人でも多くの子どもたちの幸せで実りある成長と自立を支援していけるよう、皆さまのご支援をお願いいたします。

シリーズ第1回:Knights in White Lycraの共同創設者、ロブ・ウィリアムズさん

シリーズ第2回:みらいの森プログラム卒業生、れいなさん

シリーズ第3回:みらいの森共同設立者・イングリッシュアドベンチャー代表、デイブ・パドックさん

シリーズ第4回:英会話ハイキングガイド、鈴木亜希子さん

シリーズ第5回:みたけレースラフティング、柴田大吾さん

シリーズ第6回:みらいの森プログラム卒業生、かっぴー

シリーズ第7回:児童養護施設職員、伊丹大輔さん

シリーズ第8回:森と踊る、三木一弥さん

シリーズ第9回:翻訳ボランティア&マンスリーサポーター、Anne Smithさん

シリーズ第10回:プロボノパートナー、Joseph Tameさん

シリーズ第11回:児童養護施設職員、市原茉依さん